移住して実感したNZ生活に向いている人とやめた方がいい人の特徴

ニュージーランドに移住して、まもなく1年が経とうとしています。

これまでの生活で感じたことを思い起こしながらNZ移住に、

・向いている人

・向いていない人

をテーマに書きたいと思います。

なお、あくまで個人的な意見です。

読み流していただいて構わないような内容となっています。

「行けばなんとか」はなりません

どこの国でも移住はそうだと思いますが、

『行けばなんとかなる』

という根拠のない楽観思考はやめた方がいいかもしれません。

①英語でコミュニケーションができない

②現地で必要とされる職能スキルがない

③貯金はそれほど持ってない

この三拍子がそろっている人は、

移住後に行きづまる可能性がありますので、まずは準備をしっかりする方が賢明です。

特に、

『仕事はなんとか見つかるだろう』

という思い込みは改めた方が良いです。

英語ができなくても応募できる仕事の代表格といえば日本食レストラン。

ただ、これも

『キャリアのある料理人』

でなければ、家族で生活できるだけの収入を得ることは難しいです。

日本では営業や企画などの仕事をしていましが、

『寿司を握っていた方が現地でよっぽど役立ったなぁ。。。』

と考えたことは数え切れないほどあります。

海外移住をするときは、

『現地でニーズが高いスキル』

これを身につけて置くことがとても大切です。

住む場所は注意深く選ぼう

ニュージーランドは賃貸の家賃が高いので、つい、安い物件を探してしまいがちです。

しかし、安い裏には

『それなりの理由』

があったりします。

実際に、街でもっとも家賃が安い地域で家を借りたので実体験を書いてみます。

ニュージーランドは治安が良いと言われますが窃盗は日常茶飯事だったりします。

ですので、外出時の窓やドアの戸締り確認はマストです。

また近所からの騒音は全く予期してませんでした。

・大型犬が無駄に吠えまくる

・夕方から大音量で音楽をエンジョイ

・放送禁止用語を連発して怒鳴りまくる

・子供達が庭やプールで全力で騒ぐ

唯一静かなのは前方の住人。

しかし、この家族はうちにいろんなものを借りに来ます。

一昨日は土を掘るスコップを借りに来て、その後、車で外出してしまいました。

この家族は出かけるとなぜか一週間以上は帰ってきません。

ご近所なので、できる限り協力していますが、不思議な家族です。

こちらの人々は日本人のように

『空気を読む』

ということはあまりない気がします。

鈍感力がある人の方が海外暮らしの場合は都合が良いと思います。

歯の治療は日本でやっておく

先日、奥歯の詰め物が取れてしまい、歯医者に行くことになりました。

日本であれば、迅速かつ安価にできる簡単な治療です。

しかし、ニュージーランドでは、

・予約が取れるまで結構待たされる

・高価な料金を受け入れる必要がある

この2つを思い知らされました。

近所の歯医者に出向き予約を取ろうとしたところ、指定されたのは、

『2週間後』

他の歯医者は調べなかったのですが、民間の診療所はどこも似た感じのようです。

仕方なく担当歯科医の都合に合わせて予約。

それまでは、ぽっかりと空いた奥歯の穴は放置するしかありませんでした。

毎食後、奥歯に詰まるものを掻き出す日々。

そして、ようやく迎えた治療がやってきました。

『銀の詰め物が取れたので同じように治療して』

そうお願いしたら驚きの高額見積もり(約7万円)を提示されたのです。

ただ奥歯の穴を塞いでくれたらそれでいいのに7万円は痛すぎます。

結局、NZで一般に行われている安価な方法で治療してもらいました。

しかし、それでも料金は

『200ドル(約1万4千円)』

最安治療でもこの価格です。

本格的に歯の治療をしたらいくらかかるか想像もつきません。。。

また、余談ですが、日本で治療した箇所がNZの歯医者さんにとっては珍しかったようです。

先生が僕の歯をを標本がわりに使って助手にレクチャーをしてました。

歯の治療だけに限らず、日本の医療レベルの高さと保険の素晴らしさは世界屈指です。

具合が悪くなったらすぐに病院で治療してもらえるって、実は当たり前のことじゃなかったんです。

日本に感謝。

日焼けをなめちゃいけない

ニュージーランドで外出する際、やっておくべきことがあります。

それは日焼け止めを塗ること。

この国では『紫外線量が日本の数倍ある』と言われており日焼け対策が欠かせません。

皮膚ガンの発症率も世界で最も高い国の1つで、そうした意味でもUV対策は大切です。

1〜2時間という短い時間でも、直射日光に当たり続けると肌が痛くなるので油断大敵。

腕や足ならともかく顔周辺にシミができると『老け顔一直線』となってしまいかねません。

ただ、残念ながら紫外線量が半端ないので、UV対策していても日本にいた頃よりはシミができやすくなってます。

何よりお肌を大切にしたいと思う方には、この国はちょっと住みにくいかもしれません。

気軽に物は捨てれない

日本から持参したもので唯一の家電は炊飯器です。

ご飯くらい美味しく食べたいと思って荷物になるのを承知で持ってきました。

しかし、変圧器を使わずうっかりコンセントにさしてしまってショート。

炊飯器はただのガラクタと化しました。

日本だと粗大ゴミの日があったり炊飯器を処分するにもそれほど苦労はしません。

しかし、NZでリサイクルできない無機廃棄物はなかなか捨てられないのです。

オークランドでは粗大ゴミの回収(Inorganic Collection)時期があります。

以前はたしか忘れた頃にやってくるような頻度(2年に一度)でした。

家電の場合、単純に捨てられなくて困るだけではなく、使えないと非常に不便です。

『家電は現地でそろえた方が間違いない』

これが移住後の実感です。

日本の品質を求めない

日本よりモノやサービスのコスパが良い国ってあるんでしょうか。

海外に出るとそう思わずにはいられません。

ただ、だからと言って、

『日本とぜんぜん違う』

『やっぱり日本の方がいいね』

これらの言葉を連発する人は、海外での生活には向いていないかもしれません。

NZで経験したこととして、

・スーパーで売ってるものにカビが生えていた

・ロープウェイへ乗りこむ際に係員がいない

こうしたことが普通にありました。

『食べ物なのにどういう商品管理をしてるの?』

『乗り物の安全対策をしっかしないと危険じゃない?』

といちいち指摘したくなる人は、おそらく神経が持たないと思います。

・カビがある→取り替えてもらえばいい

・ロープウェイ→注意しながら乗ればOK

これでなんの問題もありません。

まとめ

『海外生活ってなんか快適じゃなさそう』

そう思うような内容になってしまいましたが、NZが日本より快適と感じることもたくさんあります。

例えば、こういったことです。

・人付き合いで上下関係を意識することはあまりない

・周囲からの同調圧力をほとんど感じたことがない

皆、自分に合う生活スタイルを貫いていて、それをとやかくいう人もいないですし、気にも留めません。

この国の人たちは皆『適度なゆるさ』を共有していています。

社会の中にハンドルの遊び、のようなものがあるのを感じますね。

日本社会が窮屈に感じたのは、おそらく生真面目な考え方がスタンダードになっているから。

『社会常識という枠からはずれることは許されない』

そう思い込んでいる人が多いからかもしれません。

色々な人をそのまま受け入れる寛容なニュージーランド。

僕のように日本が息苦しく感じる人にとっては、

『居心地の良い場所』と感じるはずです。

そうした人はニュージーランドに移住しても楽しく暮らせる気がします。

「気にしすぎてうまくいかない」がなくなる本(大嶋信頼著)

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