コロナの影響は1年続く!収入源が1つでは生活が行き詰まる可能性

コロナウィルスによる経済的影響はいつまで続くのか

先日、ニュージーランドのロバートソン財務大臣が国会で述べた

『2番目のシナリオ』

”コロナウィルスによる経済的影響は予想以上に長く続く”

このシナリオを想定し、NZ政府は対策を練っているようです。

気になるのは『長く』が指す期間。

一体どのくらいを意味しているのでしょうか。

ロバートソン財務大臣は、

『1年を通じて経済的な影響を感じる段階に移行している』

と述べています。

コロナウィルスと似ているSARSやMERSなどが収束するために要した時間は、

7〜8ヶ月

今回の新型肺炎の場合は、

1年またはそれ以上になる可能性がある

そう言われ始めています。

気温が上がっても収束しない可能性

コロナウィルスに効く治療薬や予防ワクチンの研究はすでに開始されています。

しかし、完成するまでにかかる時間は、

最低でも半年以上

その間の効果的な対策としては、人間同士の接触や国際的な移動を制限するくらいです。

気温が高くなれば収束するという見方もありますが、それについても、

赤道直下のシンガポールで感染が拡大

この時期のシンガポールは、最高気温が30度越え、最低も25度くらいあります。

夏の気温でも感染が拡大していることを考えれば、あまり楽観的にはなれません。

深刻な影響を受ける業界は

ロバートソン財務大臣が述べた通り、今年いっぱい経済が落ち込むことを、もう覚悟すべきなのかもしれません。

とはいえ、仕事が減ったり、無くなったりすれば生活に直結するので非常に気になります。

影響を受けやすい産業として、ロバートソン氏が言及したのは、

『林業』と『観光業』

林業は輸出で成り立っている産業ですので、現時点でもかなり大きなダメージを受けています。

特に、主要輸出先の『中国』の経済活動がほぼストップしている状況では今後の見通しも不透明です。

移民が多く関わっている観光業

もう1つは国内の主要産業である観光業で、この業界には様々なビジネスが含まれます。

<観光業に含まれるビジネス>

・宿泊施設

・航空会社

・旅行代理店

・各種アトラクション

・ツアー催行会社

・土産物店 etc

観光客は頻繁に外食しますので、飲食業も関連産業と言えるでしょう。

現地に住む日本人を含め、観光関連の仕事をしているは移民は少なくありません。

1年も客足が遠のいて仕事が薄い状態が続いた場合、そうした人々の生活はどうなるでしょうか。

『観光業以外の仕事』を探す必要に迫られる

そうしたことを考えざるを得なくなるかもしれません。

収入源が1つしかないリスク

今回のようなことがあると改めて感じるのは、

仕事があるだけで安心してはいけない

収入が会社からの給料のみの場合、その会社が休業すれば収入は途絶えてしまいかねません。

経営者にも同じことが言えて、需要低迷が長引けばビジネスは立ち行かなくなってしまうでしょう。

ほぼ中国人観光客のみが利用する宿泊施設を知っていますが、

現在は『休業状態』

経営者・従業員ともに先行きに不安を感じているに違いありません。

収入の複線化は安定をもたらす

僕がニュージーランドへの移住を実行したのは、年齢的にもう後が無い40代。

その際に重視したのは、

『複数の収入源』を持つこと

現在の収入源は大まかに『資産収入』と『労働収入』の2つ。

①資産収入(不動産の家賃・株式の配当)

②労働収入(自営業の利益・妻の在宅ワーク)

今回のコロナウィルスによって自営業からの収入が減ることは間違いありません。

一方、資産収入にはあまり変化はなく、妻の在宅ワークも今の所、影響を受けずに仕事を受注しています。

全体収入は減っても生活に困ることはないため、必要以上に不安を感じることなく過ごせています。

NZ移住後の収入はいくら必要なのか

ニュージーランド人の中間年収(2019年)は、

『$52,000』

四人家族の6割以上は、$102,500の世帯収入があります。

これらは統計上のデータであって、収入がこの程度なくてはならない、というわけではありません。

ただ、

NZで平均的な生活を送るにはこれくらいあった方が望ましい

という目安にはなります。

移民がまともな職を得るのは簡単ではない

移民がこうした収入が得られる『まともな仕事』に就くのは簡単ではない、というのが個人的な感覚です。

日本では高学歴だったり、年齢が若かったりするだけで就活に有利に働くことがあります。

ニュージーランドの就活で『東京大学を卒業しました』と言っても、

『だからなに?』

と言われて終わりでしょう。

年齢が若いことは職歴も短いことになるので、マイナスポイントになりえます。

この国の就活で重視されるのは、

職能スキルや経験年数、またはコネ(人脈)

それ以外にも言葉やビザなどのハードルもあるわけです。

現地で生まれ育った人と『採用』というイスをかけて争う就活。

ハンデを乗り越えるだけのものを持っていないと、面接すらしてもらえないのが現実です。

まとめ

コロナウィルスの世界的な拡大は止まらず、感染者は増え続けている状況です。

輸出産業や国内産業への影響は大きく、そのしわ寄せはこれから表面化してくるものと思われます。

特に強い影響を受けている観光業は多くの移民が従事する産業。

早い収束が期待されていますが、

影響は今年いっぱい続く可能性がある

とニュージーランド政府の閣僚が述べています。

1年も影響が続いて収入が不安定になれば、生活が立ち行かない状況に追い込まれてしまう人々も増えるでしょう。

それなら別の業界に就職すれば良いのでしょうか。

話はそんなに単純ではありません。

海外で就職する場合、評価基準が日本とは異なります。

また、現地の人々と比べ、移民にはハンデ(言葉・ビザ・人脈etc)もあります。

かつて経済的な不安によってNZに定住できなかった経験から、

収入源を複数持つことの大切さ

これを実感しました。

コロナウィルスが収束しても、将来的にまた同様の問題が起きる可能性もあります。

収入源を複線化することが生活を安定させる。

海外移住でのことに限らず、どこの国にいても同じかも

今はそう考えています。

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