コロナショックで株価暴落!キウイセーバーの積立は中断すべきか

株価暴落でキウイセーバーが元本割れ

リーマンショックになぞらえて、『コロナショック』と呼ばれている株価の暴落。

(出所 Yahoo Finance)

キウイセーバーの残高はどうなっているかと確認してみたところ、

あえなく元本割れ

積み立てた金額よりも残高が少なくなってしまいました。

住宅購入資金や老後の蓄えとしてのお金が減ってしまうと不安になりますよね。

中にはキウイセーバーの積み立てを中断しようかと考えている人もいるかもしれません。

今の状況を個人的にどう考えているかというと、

まったく心配なし

その理由は5つあります。

・株式相場はいずれ回復する

・キウイセーバーに頼り過ぎない

・補助金が不安を解消してくれる

・信頼できるNZ政府の制度

・長期的に楽観視できるNZ経済

これらを順番に説明して行きます。

株式相場はいずれ回復する

キウイセーバーではリスクに応じた運用ファンドの『種類』を選ぶことができます。

僕が選んでいるのは、

株式運用の割合が高い『グロースファンド』

今回のような株価暴落の影響をまともに受けてしまう、ある意味リスクが高いファンドです。

これからさらに株価が下がれば、残高はもっと減ってしまうことでしょう。

では、もう少しリスクが低いファンドに切り替えるべきなのでしょうか。

答えは『ノー』です

株式相場は定期的に上昇と下落を繰り返し、たまに暴騰と暴落の局面が訪れます。

(出所 Yahoo Finance)

つまり、株価の暴落はいたって普通のことで、驚くべきことではないのです。

暴落した株式相場は持ち直すのが常で、待っていれば元値に近い水準まで戻ってきます。

また、世界各国は経済を下支えするための財政出動を表明しており、それはニュージーランドも同様です。

僕の場合、キウイセーバーは老後の蓄えで、積立金を引き出せるのは、

約20年後

大事なのは『20年後』にどうなっているかであって、今の残高は問題ではありません。

キウイセーバーに頼り過ぎない

キウイセーバーへの加入が遅かったため、運用できる期間はそれほど長くありません。

将来貯まる金額は、おおよそ計算もできます。

ニュージーランドの個人向け年金制度「キウイセーバー」 開始されてから10年以上が経過しました。 キウイセ...

老後の備えをキウイセーバーにどっぷり頼ることはできない

そう考えて、年間積立額は『政府補助を満額もらえる程度』にしています。

キウイセーバーの運用は基本的に、

ファンドへ『丸投げ』

積立てをする以外に手間はほとんどかかりません。

なので、増えてくれたらラッキーくらいに考え、過度な期待はしないようにしています。

積立額を増やしても政府の補助額が増えることもないので、一定額を淡々と積み立てしていくだけです。

補助金が不安を解消してくれる

キウイセーバーでは、年間1043ドルを積み立てると、政府補助が521ドルもらえます。

キウイセーバーについて詳しく書いた記事はこちら↓

キウイセーバーっていったい何? キウイセーバーとは、ニュージーランド国民(永住権保持者含む)のために、2007年から開始された個人向け...

最低額を積み立てる人にとっては毎年50%近い利息をもらえるようなもので、

極めて損をしにくい仕組み

と言えます。

僕の場合も積立額が少ないため、今回のような100年に一度と言われる暴落が来ても、まったく不安はありません。

信頼できるNZ政府の制度

新型コロナウィルスの世界同時多発的な蔓延。

前代未聞の問題に対して、多少の混乱は起きているものの、政府を信頼してNZ国民は指示に従っていると思います。

・海外渡航者の自己隔離

・国境封鎖

・ロックダウン etc

アーダーン首相は、痛みを強いる難しい政策を決断し、早めに実施しています。

政府から事業者への休業補償は、すでに支払いが開始されているなど、経済支援も迅速です。

結果はともかく、国民を守るために政府が最善を尽くしていると感じることができます。

キウイセーバーは、老後の生活を不安定にする貯蓄率の低さを改善するために、国が開始した制度です。

国(政府)への信頼

これがあるから経済変動があってもキウイセーバーを続けていこうと思うことができます。

長期的に楽観視できるNZ経済

コロナウィルスの問題が収束したのち、確実視されているのが不景気です。

『経済が以前の状態を取り戻すには時間がかかる』

と多くの経済専門家は指摘。

・キウイセーバーの運用成績が向上すること

・政府の補助金が過度な財政負担にならない

これらのためには、経済が順調に成長していくことが前提条件になります。

しかし、これから短期的には不景気になり、どの国も経済の低迷は避けようがありません。

(出所 TRT)

ただ、景気は循環していくため、長期的な視点で考えると、それほど心配することではないのです。

ニュージーランドの主な輸出品は『食品』で、加工物を含めると全体の6割以上を占めます。

NZの輸出品(食品)割合
乳製品・卵・蜂蜜27.9%
13.9%
フルーツ・ナッツ5.9%
飲料・酒類・ビネガー3.7%
3%

世界の人口は現在76億ですが、

2050年までに『97億人』へ増える

と国連は予測しています。

(出所 国際連合広報センター)

これから30年で20億人もの人口増。

世界の食品需要が急速にに伸びていくことは容易に予測できます。

移民国家のニュージーランドの内需は底堅く、国内の主要産業である観光業もウィルス問題が落ち着くにつれ活気を取り戻すことでしょう。

まとめ

コロナショックの影響で、キウイセーバーの残高が目減りしている人は少なくないと思います。

長期間かけて積立てたものが一時的でも大きく減ってしまうと、将来への不安がもたげてきます。

こうした時に思い返すべきは、過去に今回のような出来事が多々発生していること。

そして、その度に危機を乗り越えてきた歴史があります。

またいつか大問題が起こることもあるでしょうが、経済について過度に心配する必要はありません。

大局的にみれば、

景気の循環や相場の上げ下げを繰り返しているだけだから

キウイセーバーのような長期の資産運用については、一時的な落ち込みは無視して良いと言っても過言ではありません。

ニュージーランド経済には明るい未来がある

そう信じられるのであれば、暴落などは気にせずに、淡々と積立てを継続していくのが得策です。

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