失敗する人ほど運がいい?1勝9敗でも人生を逆転させられる理由

『あの人は運がいいよなぁ』

『なんで、自分にはチャンスが来ないんだろう。。。』

そんなふうに考えてたことがよくありました。

ところが振り返ってみれば、人生の節々でチャンスは来ていたのです。

ただ、それを僕が見えてなかっただけ。

「絶好のチャンスは一見すると、チャンスにはとても見えない」というのは本当の話です。

誰にでもチャンスがあったNZ永住権

ニュージーランドで永住権を申請した当時、僕に特定のスキルがあったわけではありませんでした。

英語にしても会話に慣れたきたレベルで、カタコト英語から脱却できていません。

仕事はフルタイムで働いてはいましたが、給料はアルバイトに毛が生えたくらい。

現地の人に月給を週給と間違われるほどでした。

そんなありさまの僕が永住権の申請をして、数ヶ月後に取得することができました。

こんな感じの境遇の人は当時たくさんいたと思いますが、その中で永住権を申請した人はどのくらいいたのでしょうか。

海外の永住権と聞くだけで『そんな簡単には取れないんじゃないか』と勝手に想像してしまいます。

実は僕もそんな感じで、本当に取れた時は「取れちゃった」とつぶやいたほどです。

リスクは申請にかかる手間とお金だけ

申請は、英語で書かれた移民局の条件を確認して書類をそろえます。

アイエルツという英語試験で規定スコアをとる必要もありました。

そして、当然ですが、ビザ申請料も払わなくてはなりません。

お金がなかった僕にはこの申請料は決して小さな金額ではありませんでした。

申請にかかる様々な手間と高い申請料を払っても、必ず永住権を取得できる保証もありません。

そのリスクを承知で申請をしましたが、やっておいてホント良かったと感じています。

ハードルが超上がったNZ永住権

なぜなら、今になって永住権を取ろうとしても、そのハードルは当時とは比べ物にならないくらい高くなってしまったからです。

<現在の永住権申請条件と必要書類(技能移民部門)>

技能移民部門申請条件・必要書類   
仕事NZで技術職の仕事をしている、または内定あり
健康状態健康診断書の提出
犯罪歴警察証明(無犯罪証明書)の提出
英語能力証明IELTS試験 6.5以上(General)
査定ポイント160ポイント以上

永住権はいくつかの申請部門があり、その中で最も一般的なのが技能移民部門です。

このカテゴリーの申請条件を確認すると、この国が欲しいと考える人材が透けて見えてきます。

『NZに不足している技能と学歴をもつ若い労働者』です。

政府はオークランドに集中しすぎた人口を分散したい意向で、地方都市で働ける人は評価がさらに高まります。

英語レベルは僕が永住権を取得した当時はIELTS5.5ポイント以上(高等専門学校入学レベル)でした。

それが現在はIELTS6.5以上と現地の大学入学レベルにまで引き上げられています。

今、永住権を取れる人とって?

この技能移民部門で永住権を取得してる人ってどんな人なのでしょうか。

英語を学んだ上で、現地の高等教育機関へ進学。

専門知識とスキルを身につけ、オークランド以外の都市にある企業へ就職。

労働ビザでキャリアを積んだ上で永住権を取得。

直接の知り合いではないので詳細はわかりませんが、大まかにいうとこんなバックグランドの人が実際に永住権を取得しています。

<永住権申請ポイント例・160ポイント以上で申請可能>

内容ポイント数   
【学歴】NZQAレベル7〜8の資格50ポイント
【仕事】NZ国内で技能職のポジション50ポイント
【地方】オークランド以外で雇用されている30ポイント
【年齢】25才〜39才30ポイント
【職歴】NZ国内で1年以上10ポイント
【職種】NZで特に不足してる職歴2年〜5年10ポイント
合計ポイント180ポイント

ただ、実際に現地で進学したり、平均以上の給与を得られる一般企業へ就職できる移民なんて多くはありません。

かつては、僕のような「何もない移民」でも永住権を取れたわけですから、チャンスは誰にでもありました。

ただ、欲しくてもつかもうとしないと、そのチャンスは逃げてしまいます。

地方ならまだある住宅購入チャンス

オークランドにマウントウエリントンというエリアがあります。

今から十数年前、その場所に古い一戸建て(3ベッドルーム)を購入した友人がいました。

当時の価格は30万ドル(2250万円/NZ$1=75円)くらいだったと記憶しています。

オークランド市内中心街からは少し遠く、閑静な住宅街なんて呼べる場所でもありません。

遊びに行ったときの印象も『何のへんてつもない所だな』と思ったくらいです。

いつの間にか価値が2.5倍に

その場所は現在どうなっているでしょうか。

近隣に大型ショッピングセンターができたことで開発が進み、その地域の不動産価格は急上昇しています。

現在のマウントウェリントンの平均住宅価格(3ベッドルーム)は約82万ドル(約6140万円)。

購入時と比較して、およそ2.5倍にもなってします。

(出所 大手不動産会社バーフットトンプソンデータ)

当時、友人のご主人は収入が安定していませんでした。

ですので、フルタイムで働いていた友人がローンを組んで家を購入したのです。

経済的に余裕があって家を購入したわけではありません。

オークランドにずっと住むなら家を買ったほうがいい。

そう考えて、とにかく会社から通いやすい場所に買える家を買ったという感じです。

思わずおじけづくほど高いローン金利

ニュージーランドの住宅ローン金利は日本と比べると驚くほど高く、借金をするのが怖くなります。

(出所 ニュージーランド準備銀行)

友人が家を買った当時は、固定金利で7%台、変動金利で8%台くらいありました。

友人より経済力があっても、高金利の借金をおそれて住宅購入を見送った人は少なからずいたと思います。

現在、家を買わずにいた人たちは高い家賃を払っており、友人は借金が残っていても簡単に返せるほどの資産家になっているはずです。

オークランドで起こったことは国全体に波及するので、まだ高騰していない地方の家は将来大きく値上がる可能性があります。

オークランドに家を買えなかったとしても、地方ならまだチャンスがあるのです。

NZドルの暴落チャンスをつかもう

上の2つと違って、このチャンスは周期的にやってくるので誰にでもチャンスがあります。

現在のNZドルは1ドル=71円で推移していますが、仮に1ドル60円になった時に日本円で180万円分のNZドルを購入したとします。

180万円 ÷ 60円 = 30,000ドル

NZドルが60円からさらに50円台へ下落すれば、含み損を抱えることになります。

しかし過去の歴史を見れば、NZドルが50円台で長く続くことは考えにくく、いずれ60円台を回復します。

また、NZドルは利息を生み出すので、保有してだけで収入を得ることが可能です。

元値の60円を回復し、70円→80円と上昇すれば、まとまった額の為替差益を得ることができます。

30,000 × 70円 = 210万円(+30万円)

30,000 × 80円 = 240万円(+60万円)

ちょうど10年前の2009年にNZドルは一時1ドル=45円まで下落しました。

(出所 Yahoo! Finance)

1ドル50円でも今の水準からすれば大幅安ですが、こうしたタイミングを逃す手はありません。

世界経済は明らかに減速しており、NZドルも昨年からジリジリと値を下げています。

今後、アメリカ経済が不景気に入り、株価が暴落したりすれば、NZドルも一気に下落する可能性が高まるでしょう。

NZドルが60円を割ったりすれば、ローリスクになるので思い切った投資ができます。

10年以上近く大きな暴落がなかっただけに、実際に起こればビッグチャンスになるかもしれません。

チャンスをつかもうとすると失敗もつかむことがある

チャンスはじっくり考える余裕を与えてくれません。

すぐに行動を起こすには、そのための準備が必要ですが、もう1つ、『失敗を受け入れる覚悟』も必要です。

一代で世界的ブランドを作り上げたユニクロの創業者、柳井会長は「一勝九敗」という本を書くほど過去にたくさんの失敗を経験しています。

「致命的にならない限り失敗はしていい。やってみないとわからない。行動してみる前に考えるのは無駄です。行動して、考えて、修正すればいい」(柳井氏談)

まとめ

「運が良かった」と言いますが、その運は「チャンス」とも言い換えられます。

チャンスの神様は割と平等で、僕のような人間にもチャンスを与えてくれました。

ただ、思い返せば本当のチャンスはリスクのような見た目でやって来たのがほとんどです。

怖さに負けてチャンスをつかみ損ねてしまったり、つかんだと思っても失敗したりと、うまくいかないこともたくさん経験しました。

柳井氏が1勝9敗だったら、僕の人生は1勝30敗くらいの勝率だと思います。

それでも今があるのは、自分がチャンスと思えることに挑戦して、その中の「ほんのわずか」がうまくいったからです。

勝率は低くてもチャンスをつかめると人生は好転させられます。

だから、失敗しても受け入れられるくらいのリスクだったら行動するべき。

その方が人生のチャンスをつかみやすくなるはずです。

一勝九敗 (柳井正著)

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