脱サラのための起業は失敗する?会社員こそ投資で自由を目指すべき

サービス業はどうしても人手を必要とする

世の中には様々なビジネス(商売)があります。

個人が開業しやすいビジネスの代表格は何と言っても飲食店ですね。

そのほか、美容室、理容店、ネイルサロン、フランチャイズの加盟店などなど。

かつて僕もフランチャイズで『飲食店の一種』である宅配弁当店を経営したことがありました。

毎日の作業の中心は、おかずをお弁当箱に詰める作業と契約している個宅にお弁当を配達すること。

作業にはどうしても人手が必要となるので、パートさんを数名雇用して仕事を分担します。

しかし、せっかく仕事を覚えたパートさんが、家庭の事情などで辞めてしまうことは多々あります。

その度に求人広告を出して、新たに人を集うわけですが、すぐに次の人が決まるかといえばそうではありませんでした。

また、首尾よく人を雇えても、高年齢の人だと重い荷物を運ばせるわけにはいきませんし、通勤時間がかかりすぎる人の場合は、いずれ辞めてしまうかもという不安にかられます。

戦力になり、かつ長く働いてもらえる人は本当に貴重で、お店をしている間は人手を確保することに神経をすり減らす日々が続きました。

業績悪化ではなく「人手不足」で潰れてしまう

企業の信用調査サービスで知られる帝国データバンクの調査によると、昨年(2018年)、人手不足で倒産した企業は前年比44.3%も増加しています。

(出所:帝国データバンク「人手不足倒産」の動向調査)

人手がかかるビジネスはサービス業に多く、人が集められない企業は儲かっていても倒産してしまう時代です。

小資本の個人事業者にとっても人手不足は致命的で、今から思えばあのとき(10年前に)弁当店から撤退して正解だったのかもしれません。

一方、サラリーマンが会社にしがみつけなくなってきたのも時代の流れで、誰もが『個人として稼げる何か』を見つけることに躍起になっています。

では、個人でもできて、潰れずに長く稼げるビジネスなどあるのでしょうか?

個人的には『投資』が最適だと考えています。

なぜ『投資』が最適と言えるのか?

これからは投資が大事なのはなんとなくわかるけど、何十年も株にコツコツ積み立て投資をするのなんてやる気しないな。。。

会社に行くのが嫌で仕方ないからできればもっと早く金儲けができるビジネスを知りたいよ。。。

かつては僕もそう考えていました。

しかし、脱サラ後に精神的・経済的に痛過ぎる経験をしたことで、準備が不十分のまま会社を辞めるのは危険だと、今は心底思っています。

脱サラを目指すならば、会社の給料以外の収入を作り出すことが先決です。

収入が完全に絶たれると、会社を辞めた後に後悔するという最悪の事態になりかねません。

サラリーマンの副業には『株式投資』が最適

忙しいサラリーマンが給与外収入を作る上で、株式投資が適した手段と考える理由は2つあります。

①収入を生み出すために物理的な労働を伴わない。

②社員やアルバイトを雇う必要がない。

会社員をしながらさらに自分の労働力投入をすると心身が疲弊してしまいます。

また、自分の代わりに人を雇って稼ぐビジネスだと、お金だけではなく、労務管理に神経をすり減らすので、よほど余裕がない限り避けたほうが賢明です。

では、株式投資の場合はどうでしょうか。

『株を買う』ということは企業の一部を所有することですが、所有企業に通勤する必要はありませんし、そこで働く人たちを自分が雇う必要もありません。

株主は株を買うお金以上のモノ(労働や時間)を差し出す必要はなく、報酬としての配当金や株価の値上がり益を受け取れば良いのです。

そして、世界的なブランドをもち、競争力のある商品やサービスを提供する企業の株主になれば、永続的に報酬をもらい続けることも可能です。

例としてわかりやすいのは米国の『P&G』のような企業です。

=P&Gの商品=
アリエール・ボールド(洗濯洗剤)
レノア(柔軟剤)
ジョイ(食器洗剤)
ファブリーズ(消臭剤)
パンパース(オムツ)
パンテーン・ヴィダルサスーン(ヘアケア)
SK-Ⅱ(化粧品)
ジレット(ひげそり)
ブラウン(電気シェーバー)

創業後、十年以上存続できる会社は半分以下と言われますが、個人事業の場合、その生存率はさらに低くなります。

自分の事業を持てないなら、世の中にある強い会社(の一部)を買えばよいわけで、そうした企業の株主となることも立派なサイドビジネスと言えるのです。

以前も書きましたが、株式投資で10億もの資産を築いたアメリカ人の職業はガソリンスタンドの店員でした。

株を買うことは遠回りのように見えて、自由の扉を開く近道になり得るのです。

不動産投資(賃貸経営)は日本よりも海外が有望

自己資金に余裕がある人であれば、不動産投資に挑戦しても良いと思います。

しかし、ここでは日本国内で行う不動産投資は想定していません。

日本の不動産価値の将来性に疑問を感じるためで、不動産投資をするならやはり『海外』の方が有望です。

中でもニュージーランドは不動産投資にもっとも適した国の1つで、この国に不動産を持つとふつうの個人でも資産家への道を開くことが可能です。

不動産投資の儲けの源泉は『不動産価値』と『家賃』ですが、この仕組みには株式投資の『株価の値上がり』と『配当金』によく似ています。

ニュージーランドのような『インフレ国』の海外不動産は、将来的に値上がる可能性が高く、かつ家賃収入も年を経るごとに上がり続けるので長期的な安定性が高いのです。

海外不動産と聞くだけで一般的な日本人はおよび腰になってしまいますが、日本以外の投資家は積極的に自国以外の不動産に投資しています。

例えば、中国人やインド人などはニュージーランドで不動産を買うことに熱心で、その価値が上がることでさらに裕福になっています。

不動産投資は個人でも生き残れるビジネス

不動産賃貸経営でも自分の労働力投入はさほど必要はなく、時間を奪われない点がメリットです。

不動産エージェント、法律家、管理会社など外部のリソースを活用することで一人でいくつもの物件を所有・管理することが可能になります。

他のビジネスとは違い、毎年新たな商品やサービスを作り出す必要もなく、テナントが入居している間は定期的に売上(家賃)をあげることができます。

フランチャイズの弁当店では毎日4時起きして、年間362日働いていましたが、不動産ビジネスに毎月費やす仕事は月初の入金チェックくらいで、かかる時間は数分です。

弁当店と不動産が同じだけの収入をもたらしてくれているわけではないので単純比較はできません。

しかし、3年持たずに閉店した弁当店と7年目に入った不動産賃貸業を比べれば、どちらが生き残りやすいビジネスなのかは明らかです。

淘汰の激しいビジネスの世界で生き残るには、何らかの『強み』がなくてはなりません。

フランチャイズの弁当店は、顧客とお店を売却して終了となりましたが、言い方を変えれば、より大きな資本に『食われた』のです。

一方、不動産賃貸ビジネスが個人経営のまま生き残っているということは、強いビジネスである証と言えます。

大資本に個人が対抗できるビジネスは決して多くありませんが、不動産賃貸業はその稀有なビジネスの1つだと実感しています。

そして、銀行のローン審査が通り、不動産投資を始められたのは、会社員としての安定収入があったからこそなのです。

まとめ

現代の奴隷制度とまで言われるコンビニオーナーのような仕事を、脱サラ後にしていました。

結局、競争に勝てずビジネスは淘汰され、自由を得ることは叶いませんでしたが、その後、『投資』にシフトしたことで状況が好転したのです。

ふつうの個人が厳しいビジネスの世界で勝ち残るには、株式投資で圧倒的に強い企業のオーナーになるか、個人でも勝てるビジネスをするかのどちらかです。

個人で勝てるビジネスの中で、海外不動産が強いと感じるのは、どこにでもいるふつうの会社員だった僕がニュージーランドで7年近く賃貸経営を継続できているからです。

脱サラを短期間で目指すとブラック労働どころか、奴隷制度に組み込まれてしまいかねません。

長期的に生き残りやすいビジネスに絞って『投資』をすることで、脱サラの夢はずっと叶いやすくなるはずです。

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