NZでも人生100年時代!年金より大切な3つの生き方シフト

人生100年時代と言われています。

(出所 厚生労働省HP)

『でも実際そんなに長生きしないんじゃない?』

厚生労働省のホームページにはこんなことが書かれてあります。

2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されており、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えています。

(抜粋 厚生労働省HP「人生100年時代に向けて」)

現在12歳の子供たちの半数は、107歳を超えてもまだ生き続けるという。

国は本気で将来そうなると考えているようです。

では実際、100歳を超える人は増えているのでしょうか。

1963年時点で、100歳以上人口は153人。

その後、その数は約半世紀で急激に増えています。

<100歳以上の人口推移>

100歳以上人口   
1963年153人
1998年1万人を突破
2012年5万人を突破
2018年約7万人

グラフで見ると増加傾向はもっとわかりやすいかもしれません。

(出所 時事ドットコムニュース)

このグラフで注目すべきはやはり男女比です。

100歳以上の約9割を女性が占めています。

一般的に寿命は男性よりも女性が長いのですが、100歳以上になるとさらにその傾向が際立つことがわかりました。

男性以上に女性は長生きに対応できる生き方を考える必要があるかもしれません。

ニュージーランドも長寿化に対応

日本は世界でトップクラスの長寿国ですが、ニュージーランドも平均寿命は長い国だったりします。

<平均寿命比較>

 女性男性男女平均 
日本87.1歳(世界1位)81.1歳(世界2位)84.2歳(世界1位)
NZ84.0歳(世界17位)80.5歳(世界9位)82.2歳(世界15位)

(参考 WHO世界保健機関統計 )

ニュージーランド人の寿命は1950年代初めに比べて男女ともに12年ほど伸びています。

(出所 Stats NZ)

長寿化が続くことを予測し、ニュージーランドでも人生100年時代を考え始めているようです。

その象徴的な出来事として、政府がキウイセーバーの加入条件を変更しました。

キウイセーバーとは、日本でいうイデコ(個人型確定拠出年金)のようなもので、任意加入の個人年金積立制度です。

キウイセーバーっていったい何? キウイセーバーとは、ニュージーランド国民(永住権保持者含む)のために、2007年から開始された個人向け...

これまでキウイセーバーに加入できるのは65歳未満という年齢制限がありました。

しかし、今年(2019年)7月1日から65歳以上の人も加入が認められたのです。

寿命が伸びていることで、リタイヤする年齢も上がっています。

ニュージーランド統計局の調べでは、65歳上で雇用されている人は4人に1人(17万人)。

また、ある現地企業(ASB銀行)の調査では、『65歳を過ぎても働き続ける』と考えている人は51%と過半数を越えました。

2割弱(18%)の人たちにいたっては、

『70歳になってもリタイヤしない』

と回答しています。

以前は銀行預金でも高利回りで貯蓄を運用できましたが、ニュージーランドでも低金利が当たり前になってきました。

老後資金を貯めるには、

・高齢になっても働き続けること

・預金以外の方法で運用すること

これらが大切となり、NZ政府も65歳以上の人たちにキウイセーバーを解禁したのだと思います。

人生の折り返し地点で変えた3つのこと

長生きしたくなくても長生きしてしまう時代をどう生きればいいのか。

僕は、人生の折り返し地点の40代で、以下の3つを変えました。

・働き方を変える

・住む所を変える

・収入源を変える

働き方を変える

会社員として働くことをやめて自営業に転身しました。

会社員時代は人間関係のストレスで疲弊してましたが、自営業となった今、それがなくなってスッキリしています。

メンタリストとして有名なDaiGoさんによると、

ストレスを操るメンタル強化術(DaiGo著)

ストレスをメンタル強化のための味方にするには、「ストレスは心や体に害があるもの」と考えるのではなく、「ストレスが自分に成長をもたらしてくれる」と考えることなのです。

(出所 プレジデントオンライン)

ということらしいのですが、僕の場合は、職場の人間関係のストレスが自分に成長をもたらすとはとても思えませんでした。

『長く働き続けられる環境は自分で作った方が良い』

最も適していたのが自営業という働き方です。

先日、塩漬けにしていた株を売って約100万円くらい損切りしました。 ↑証券口座の損益確認画面 ...

住む場所を変える

日本でも外国人居住者が増えてきましたが、圧倒的多数を占めているのは”日本生まれの日本人”です。

一方、移民国家のニュージーランドは、国民の2割以上を外国出身者で占めています。

(出所 ニュージーランドヘラルド紙)

多民族が共存する社会なので、”日本だけで通用する常識”みたいなものはありません。

人と違っていることが当たり前

無理をして他人に合わせる必要はなく、生き方は人それぞれです。

日本だと結婚していて子供がいないと、なぜか”かわいそうな夫婦”として扱われます。

しかし、この国ではそもそも結婚すらしない人が多いので、子供がいなくても別になんとも思われません。

女性誌をお手本にする”VERY妻”など、

日本人が勝手に作り出す『理想の幸せに対する固定概念』

みたいなことはたくさんあって、それには窮屈さを感じます。

社会に多様性や柔軟性がある方が、個人的にはずっと生きやすいと思ったので住む場所も変えました。

収入源を変える

海外移住する前までの主な収入源は、会社からの給与(労働収入)でした。

しかし、今は労働収入だけではなく、不動産や株などの資産収入を増やす方向にシフトしています。

40代の今は、体は元気で、頭もまだ働きますが、あと20年も経てばそうもいかなくなるかもしれません。

長寿社会だと60代は高齢者とみなされないので、まだ働き続ける必要があるでしょう。

体や頭が動かないのに”生活のために頑張る”みたいに働くのは苦痛です

資産収入で生活費をまかなえれば、労働はやりたいだけすれば良いことになります。

『でも実際そんなことするのは難しいんじゃない?』

そうでしょうか。

アメリカでは、経済的自由になり早期リタイヤするFIREというライフスタイルが広がっています。

(出所 日本経済新聞)

【支出】家計を合理的に見直して生活コストを減らす

【収入】収入の大部分を貯蓄したのち投資で運用する

こうすることで40代のうちに自由な生活を手に入れ、自分が望む人生を生きていこうとしています。

新たな生き方を試みたある米国人家族 Financially Independent Retire Earlyの頭文...

この例は極端かもしれませんが、資産収入を増やすことが人生の自由度をあげることは間違いありません。

まとめ

人生100年時代といわれても本当にそんなに長生きするのか実感はありません。

ただ、寿命が伸びているのは確かな事実で、世界一の長寿である日本人は長生きしたときのことを考えておくべきです。

僕の場合は、生き方を3つシフトして、そのうちの1つが海外移住でした。

別に長生きがしたいわけではありません。

ただ、死ぬタイミングは選べないので、

長生きしてしまった時でも対応できるようにしておきたい

そう考えています。

老後の問題として年金のことばかり注目されていますが、本当に大事なのは、長い人生の後半に何をして生きていくのか。

40代から考え始めても早過ぎではない気がしています。

まんがでわかる LIFE SHIFT

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