我慢強い人ほど要注意!崩壊したメンタルを復活させた4つの行動

5月病を悪化させると6月病になる

人は新たな環境に身を置いた時、急激な変化にメンタルが対応できない場合があります。

状況によっては心を病んでしまうことさえあります。

例えば、4月から新たな職場で働き出した人は、その環境変化に対応しようとして頑張りますが、時に適応障害を発症することがあります。

いわゆる「5月病」です。

それでも頑張ってるうちにストレスが慢性的に積み重なると、次に来るのは6月病。

今、日本では「6月病」という新たな心の病で悩む人が増えています。

5月時点では「適応障害」だったのが、6月に「うつ病」へ悪化させてしまう。

専門家によると6月病を引き起こす一番の要因は「我慢」だそうです。。。

心の病を抱えた人の数は320万人

厚生労働省の調査によると、うつ病で受診した人は約73万人、潜在的なうつ病患者は250万人もいると推計されています。

つまり、両方合わせると、およそ320万人。

日本で三番目に人口が多い大阪市(260万人)をはるかに上回る数の人たちが精神的に病んでいるのです。

かつての僕も「潜在的な方」に含まれていたわけですが、当時なぜ心を病んでしまったのか。

思い返してみると「あるきっかけ」がありました。

周囲の人たちによって精神的に追い詰められる

初めての起業に失敗して店を手放した時は、一時的に落ち込みました。

『夫婦で何年も休まず働いてきて結果がこれか。。。』

そう思うと自分を責めたくなりますし、「なぜ失敗してしまったのか」とその理由ばかりを考えてしまいます。

ただ同時に頭の片隅にあったのは、「この先どうやって生きていこうか」ということ。

人生をリセットしてまた頑張るしかない、という気持ちもあったのです。

ですので、事業の失敗が心を病む直接的な原因ではありません。

では、メンタルがやられてしまった主因は何だったのか?

それは「人」です。

事業に失敗した息子へ向けた親の目

店を閉めてから一旦実家に戻って生活していたのですが、両親は僕が事業に失敗したことを近所に知られないよう隠していました。

店を経営しているはずの息子が実家に何日もいれば、近所の人もさすがにおかしいと気がつきます。

それでも店をやめたことを自分から周囲に言わないよう、両親に「口止め」をされました。

店は手放したものの、倒産したわけでもなく、借金もきれいに清算した上で同業者に売却したのです。

恥ずかしいことをした覚えはありませんが、それでも見栄っ張りの両親からすれば世間体が悪くて仕方がなかったに違いありません。

こうした親の思いを知ってしまった後はいたたまれなくなって、実家から隣町のアパートへ引っ越しました。

得体の知れぬ恥ずかしさを覚え引きこもりに

親から「恥ずかしい息子」と思われてたのかと考えると、30代半ばを過ぎていでも心の重荷となりました。

地元の近くとはいえ知り合いはほとんどいない街。

にもかかわらず、なぜか人目につくことを恐れるようになります。

しだいにアパートに引きこもるようになってしまい、それを見兼ねた妻がある決断をします。

「海外に行こう」

環境を変えることでメンタルを復活させようというアイデアですが、当時は貯金もそれほどなかったのでやりくりは大変なはずでした。

それでも「このままだと取り返しがつかなくなる」と妻は判断したそうです。

自分はそこまで病んでないと思っていても、妻からみれば、深刻なうつ病になる寸前だったのです。

しかし、環境を変える直前、再び「人」によって心の闇が深くなってしまうことになります。

妹の言葉が刺さって暗闇に落ちる

海外への出発前に一応親には連絡先を知らせておこうと実家に電話をかけました。

その時、それまで疎遠だった妹から痛烈に説教をされてしまいます。

「海外?いったい何考えてんのっ!?好き勝手やるのもいい加減にしなさいよっ!」

怒気がこもった言葉を浴びせられ続けました。

通常の精神状態であれば、「うるせぇ」と返して終わるところです。

しかし、メンタルが弱っていると反論が一切できず、一方的に妹の言葉を受け止めるしかありませんでした。

さらに、その言葉に飲み込まれて自己嫌悪に陥っていきます。

年下の妹に説教を食らうなど全く想定してなかったので、不意打ち的に効いてしまいました。

ダメ人間が確定したような気分になり、心の闇がさらに深くなってしまったのです。

メンタルを復活させるために必要なこと

精神的にどん底状態でしたが、とにかく予定通り海外へ飛び出すことにしました。

行き先はフィリピン。セブ島の語学学校で英語を勉強したのですが、幸いこれがメンタル復活のきっかけとなります。

メンタル崩壊をくいとめることができた要因として思いつくのは以下の4つです。

①規則正しい生活

②誰かと会話する

③異なる生活環境

④成功体験による自信

順番に説明していきたいと思います。

①規則正しい生活

日本では働いていなかったため、生活は不規則で毎日ダラダラと生きていました。

当てはまる言葉は「廃人」です。

一方、フィリピンの学校では寮生活。

毎朝、同じ時間に起きて、時間割り通りの授業を受け、食堂の時間に合わせて食事をする、みたいな日常でした。

部屋→食堂(朝食)→教室→食堂(昼食)→教室→部屋→食堂(夕食)→部屋

学校内での移動ですので大したことはないですが、ずっと家でゴロゴロしていたので、階段の上り下りでも僕には結構な運動に感じました。

こんな感じで体を動かしていると気分も変わってきます。

頭のイライラやモヤモヤが運動後にスッキリするのは科学的に証明されており、気づかぬうちにその効果を得ていたのだと思います。

放課後は宿題があったり、洗濯物を取りにいったり、やることも色々あるので、一人の世界で病む時間が徐々に少なくなっていきました。

②誰かと会話する

一人でいるときはしばらく誰とも話したくないと思っていました。

ただ、それだと闇の世界で煮詰まるだけです。

学校ではマンツーマンレッスンがあったので「誰とも話さない」なんてわけにはいきません。

頭にあることをつたない英語でとにかく吐き出しました。

すると先生からの反応があるのですが、思ってもみない考え方をぶつけてきます。

例えば、「俺、日本では事業に失敗しちゃって」というと、

「じゃぁフィリピンで仕事始めればいいよ」

「フィリピンは足りないものだらけだから日本のモノがたくさん欲しい」

みたいな。

日本の中だけで悩んでるなんて自分は小さな、と思えたりして心が楽になりました。

③異なる生活環境

生活環境が変わるとストレスになる人もいるので一概に効果があるとは言えません。

ただ、僕の場合は日本と全く環境が変わったことで人目も気にならなくなりましたし、ここでは常識はずれのことをしてもいいんだ、という解放された気持ちになりました。

また、会いたくない人間(親や妹)と物理的な距離が遠いほど、心の負担は軽くなる気がしました。

状況によって難しい場合もあるとは思いますが、嫌いな人間とは一定期間、離れた場所で生活する方がメンタルは回復しやすくなります。

④成功体験による自信

これが一番難しくて、一番効果があるものです。

精神的に病んでいるときは、自分に自信を持ちにくい状態になっています。

例えば、怪しい宗教に騙されてしまうのは、自分より他者を信じてしまうような精神状態の時です。

ただ、ちょっとしたことでも何かの成功体験があると自信を回復するきっかけになります。

僕の場合は英会話で、毎日何時間もマンツーマンレッスンを受けたことで、以前より英語で話す・聞くことに自信が持てるようになりました。

街に出て英語で自然な会話ができると「やればできる」みたいな気持ちになり、別なことにもチャレンジしたくなってきます。

その後ニュージーランドで不動産投資を始めたわけですが、フィリピンで得た自信がその原動力となりました。

なんでもいいので、1つ自信を持つことができるとそれを精神的なよりどころにすることができて、落ち込むようなことがあっても回復しやすくなります。

まとめ

「我慢」が精神的な病をもたらす要因になると、専門家は指摘しています。

僕は我慢して働き続け、我慢をして親の近くに住み、我慢して身内の言葉を受け止めました。

しかし、我慢すればするほど心の病は悪化するだけです。

我慢することをやめて海外に飛び出し、異なる環境で自分の自信を取り戻したことで、メンタルが復活しました。

毎日『心が重いな』と感じている方は、その重さを支えきれなくなる前に、我慢することをやめてみると、心の状態が回復するきっかけになるはずです。

そのためには「逃げ場」が必要で、会社の人間関係で悩んでいる人であれば、会社以外の自分の場所を持つと心の重荷を下ろすことができます。

また疲労も蓄積されると心を病むことがあります。

僕が心を病むまで5〜6年ほどろくに休まず働いていました。

我慢しないこと、逃げ場を持つこと、疲れを癒し休むこと。

心の病は体の病より厄介なところがあって治しにくい特徴があります。

メンタルがやられそうだと感じる方は僕のようにならないよう、必ず予防をしてください。

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