【現実】海外移住後に感じた将来直面する3つの老後問題と解決方法

40代での海外移住。

自分の老後や親のことなど、将来的な課題はもう無視できません。

現在、想定している問題は以下の3つです。

【健康】病気になった時の医療

【収入】高齢になった時の仕事

【家族】日本で暮らす親の介護

海外に移住していれば、同じような不安を抱えている人もいると思います。

今回は、個人的に『計画または実行している老後対策』について書いてみました。

なお、内容はニュージーランドの場合となっています。

参考にならなかったら申し訳ありません。。。

健康】病気になった時の医療

ニュージーランドの永住者は、公的な医療サービスを無料(または減額して)受診することができます。

医療サービスの具体例は以下の通り。

医療サービス内容    
公立病院での無料の治療
公立病院の24時間緊急外来での無料の緊急治療
処方箋代の減額
GP受診時の治療費の減額
事故の場合、GPに紹介された専門医(理学療法士・カイロプラティクス・足専門医など)の治療費の減額
急性・慢性疾患の治療費が無料または減額
検体検査やレントゲン検査が無料(例外あり)
妊娠や出産に関わる医療は無料
GPの紹介先病院での無料の治療(初診料除く)
6歳未満の子供の治療費や処方箋代は無料または減額
乳幼児の診療費は無料(例外あり)
45歳〜69歳まで乳がん検診が無料
子宮頸部検診が無料

※「GP」とは、かかりつけ医のことです。

(参考 ペガサスヘルス)

『病院での治療が無料で受けらるっていいね』

この社会保障は、たしかにありがたいです。

待ち時間が長い公的な医療サービス

しかし、ニュージーランドの医療では、必ずしも手放しでは喜べない事情もあります。

例えばこんな感じのこと。

・緊急でない場合は必ず掛かりつけ医に診てもらう必要がある

・掛かりつけ医から紹介された専門医にすぐ診てもらえず待たされることが多い

『えっ?待たされるってどういうこと?』

公共の医療機関を利用する人が非常に多いため、専門的な治療を受けるために『順番待ち』をしなくてはならない場合があるのです。

待っている間に症状が深刻化してしまえば、

『もう取り返しがつかないよ。。。』

なんてことになりかねません。

私立の病院で治療すると高額になる

『じゃぁ、出来るだけ早く診てもらうにはどうすれば良いの?』

私立の病院を利用する方法が選択肢としてあります。

ただ、その場合、問題が2つあります。

①高額な医療費

②全額自己負担

病気ではないのですが、以前、歯の詰め物が取れてしまって、私立の歯科医院で治療を受けました。

1回(1時間弱)で終わる最安の治療法を選び、治療費は実費で$200(約1万4千円)。

日本と同じ治療法を選択したら、$1,000(約7万円)以上もかかると言われたのが衝撃でした。

私立の病院で『通院が必要な病気』を治療しようとすればどうなるのでしょう。

十万円単位の治療費を覚悟すべきで、場合によっては単位が上がる可能性もあります。。。

任意の医療保険に加入する

『でも、病気で苦しかったら我慢できない場合もあるよね』

そう思います。

ですので、私立病院での治療も保障してもらえる『任意の医療保険』に加入することを考えています。

ただ、ニュージーランドの医療保険に加入する際に困るのが、

『保障範囲が細かく分けられているものが多いこと』

最低限の保障内容があり、そのほかの保障はオプションで追加する仕組みです。

保障範囲を広くするほど保険料が上がるので、内容は慎重に決める必要があります。

そのため、まずは保険の専門家に相談してから、と考えています。

【収入】高齢になった時の仕事

『高齢になった時、仕事はどうなるんだろう』

日本でも年金問題が騒がれていますが、働けなくなった後は誰でも収入面が不安です。

個人的には3つの対策をしています。

①個人年金(キウイセーバー)を積み立てる

②投資(資産)からの収入を作る

③高齢になっても働ける仕事にシフトする

①個人年金(キウイセーバー)を積み立てる

ニュージーランドには任意加入の個人年金制度があります。

国や企業が個人の年金積立をサポートして、65歳以降に老後資金が受け取れる仕組みです。

まだ加入したばかりなので全然たまってませんが、20年後に期待して積み立てしてます。

なお、キウイセーバーについては過去記事に書いてますので、気になる方はこちらをどうぞ↓

キウイセーバーっていったい何? キウイセーバーとは、ニュージーランド国民(永住権保持者含む)のために、2007年から開始された個人向け...

②投資(資産)からの収入を作る

上記の個人年金(キウイセーバー)も資産運用の一種ですが、その他にも投資をしています。

・株式投資(NZ株・米国株)

・不動産投資(オークランド)

ごまかしても海外から指摘された老後資金問題 老後資金2000万円問題をまだ引きずっている日本。 金融...

『長期的に資産が大きくなり、それに伴って収入も増えていく』

そうなる投資対象に継続投資することで資産収入を作り、働けなくなっても生活費をまかなえるようになれば安心です。

③高齢になっても働ける仕事にシフトする

高齢になっても働き続けることは、収入面だけではなく健康を維持する上でも大切です。

会社員時代は定年がありましたが、自営業の場合、仕事がある限り定年はありません。

また、肉体的・精神的にハードな仕事は避けているので、65歳になっても今の仕事を続けることができます。

ネットを使った仕事もしていますが、収入はまだ『すずめの涙』ほどしかありません。

ただ、これは長く続けられそうなので『収入源の1つ』と呼べるまで育てていくつもりです。

【家族】日本で暮らす親の介護

両親はともに70代になりました。

今は元気でも体が弱ってきたら、いずれ介護を受けるようになるでしょう。

姉妹は嫁いでおり、親の世話は長男である僕の役目です。

老老介護だと共倒れするので、万一の時は帰国して面倒を見なくてはなりません。

かつて、介護の現場を体験したことがあり、その時に感じたことは、

『肉体的より精神的にキツい。。。』

介護でメンタルを追い込まれないようにするにはどうすれば良いのか?

僕の場合は、

『可能なかぎり仕事を続けること』

そう考えています。

自分の仕事をすることで、

・介護以外(仕事)のことを考えられる

・自分のコミュニティを維持できる

・収入が途絶えず経済的に持ちこたえられる

こうした効果を期待していますが、実際にうまくいくかはわかりません。

ただ、実現するために、時間と場所を問わずに働ける仕事を今から始めています。

人生の時間の使い方は自分で決めたい 日本人の平均寿命は、 【男性】81.09歳 【女性】87....

まとめ

海外移住をしても老後の不安がなくなるわけではありません。

むしろ、その不安は日本にいた時よりも大きくなったような気もします。

ただ、それらを放置しないで、今のうちから対策をしておけば、少なからず不安は減らせるはずだと考えています。

誰にでも訪れる老後という問題。

海外移住を計画される際は『出口戦略』も合わせて考えておくことをおすすめします。

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