消費増税は続く!日本より納得して払えるニュージーランドの税金

税金の納めがいがあるニュージーランド

ニュージーランドは税金の使い道を納税者にわかりやすく示してくれるので、税金の納めがいがある国です。

例をあげるとすれば、RATES(レイツ)。

日本で言うところの固定資産税にあたり、家を所有すると納税義務が発生します。

僕は年4回の分割で支払っているのですが、納付書には毎回レイツ(税金)の使途情報が一緒に送られてきます。

(オークランド市全体のレイツの使途内訳)

上は今年度のレイツが何の目的に使われるかが書かれた表です。

一番上の「Transport(交通網整備)」はオークランド市が抱える問題の1つで、レイツの使途として最も大きな割合を占めています。

これくらいの情報なら取り立てるほどではないかもしれませんが、レイツの納付書には続きがあるのです。

それが、これ。

(個人で支払うレイツの使途内訳)

個人が納めるレイツが目的別にいくら使われるかを確認できます

ここまで透明化してくれたら納得して納税できますね。

オークランドには数ヶ月に一度行く機会がありますが、その度に

・道路が拡幅されている

・インターチェンジの工事が行われている

など、インフラの変化を確認できます。

ダウンタウン(市内中心)も一昔前とは見違えるように整備され、スタイリッシュになりました。

税金が正しく使われることが実感できることも納税者としては安心感がありますし、

①交通、上下水道、公園などインフラが整備される

②町の魅力が増して、結果的に不動産価値が上がる

という好循環も生まれます。

『納税額以上のリターンを納税者にもたらしてくれる』

そう感じられるのがニュージーランドの良いところだと感じます。

消費増税で得られる税収は何に使われるのか

税金といえば、日本では今年10月に消費税が8%から10%に増税される予定ですね。

大和証券によると、年収500万円の世帯で、消費税納付額は年間約5万円増加しそうだと試算しています。

(出所 大和証券)

では、消費増税で増えた収入は一体何に使われるのでしょうか。

昨年10月時点では、

①将来世代の負担軽減(借金の返済)

②少子化対策・社会保障

①と②が半々を占めると言われてました。

(出所 時事ドットコムニュース)

増収分の半分を借金返済に使わなければならないのが日本の現状を表しています。

政府の財政赤字が拡大しても破綻リスクが低いので、借金を増やしても構わないという考え方もあります。

ただ、税金の無駄遣いが放置されたまま、増税されたら国民としては納得がいきません。

(出所 Sankei Biz)

第一生命経済研究所によると、

・2025年度に基礎的財政収支を黒字化

・社会保障関係費を消費税でまかなう

上の2つを実現するために必要な消費税率は、17%〜19%だと試算しています。

ここまで消費税をあげてしまえば、国内消費は冷え込むどころか、凍ってしまうかもしれません。

まとめ

税金使途の透明性が高いニュージーランドは、自分が納めた税金が社会に貢献できていることを実感できます。

一方、膨らみ続ける借金と社会保障費を補填するために消費増税をする日本。

日本が高齢化することは数十年前にわかっていたことです。

しかし対策は後手に回って社会保障費は増加の一途。

政府の財政赤字も増え続けています。

そのツケを払うのは平均収入が何十年も変わっていない国民です

消費税については今後どこまで上がっていくのか見当がつきません。

ニュージーランドも政府や自治体の支出は増えているので、税負担が増す可能性はあるでしょう。

しかし、

・公共サービスが改善されてることを実感できる

・税金の使途が明確で、納税者に情報開示されている

こうしたことがある限り、納得して納税できるはずです。

日本では味わったことがなかった『納税の納得感』は、ニュージーランドに移住して良かったと思えることの1つです。

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