NZドルでFXトレード!ローリスクハイリターンで儲けられた理由

損ばかりしていたFXをやっててよかった

僕は過去にFX(外国為替証拠金取引)をしていたことがあります。

短期的な為替の値動きを読むのは想像以上に難く、また、当然ながらレバレッジをかけていたので、数十万円が一瞬で吹き飛ぶなんて経験もしました。

為替が動いている間は精神的な安定を得られずFX取引は早々に撤退しましたが、だからと言って為替トレードを『儲からない』と否定する気はありません。

むしろ、チャンスと思うときは思い切って為替トレードをすべきだと考えています。

暴騰した2000年代前半のNZドル

ただ、レバレッジをかけるとやられた時のダメージが大きいので注意が必要だということと、長期的なトレンドで売買する方がうまくいきやすいと考えています。

その自分の考えを実行に移したのが2009年。

すでにFXトレードはやめていたのですが、為替の動きだけは常時チェックしており、特にニュージーランドドルの値動きを注視していました。

まだニュージーランドドルが『安い』というイメージがあった2000年代初頭(2000年〜2003年頃)は、

1ドル=50円台〜60円台

2005年になると突然ニュージーランドドルは高騰し、一気に80円台まで値をあげます。

翌年(2006年)には反落し70円台まで下落したものの再び勢いづいて上昇を始めます。

待ちに待ったNZドルの大暴落が勝負の時

そして1ドル=96円の最高値をつけた2007年。

当時は1ドル=100円越えもあり得るのではと思えるほどの勢いでした。

その後何が起こったのかといえば、もうお分かりの方もおられると思います。

アメリカのサブプライム問題とリーマンショックによる大暴落

2009年に1ドル=45円を割り込んでようやくニュージーランドドルは下げ止まりましたが、この時ほど、FXをやっていてよかったと感じたことはありません。

FXトレードしていた経験がここで役立つ

FXで為替の相場感覚が身についていたおかげで、思い切ってニュージーランドドルを買いにいけたからです。

日本円に対してニュージーランドドルがいくらだったら適正か

これを自分なりに判断できたことで、ローリスク・ハイリターントレードができました。

FXで学んだことは相場感覚だけではありません。

通貨の金利差も為替取引のポイントで、

日本円でNZドルを買うと『利息収入』をもたらしてくれる

このことをFXから学んでいました。

今後のニュージーランドドルはどう動くのか

現在(2019年6月5日時点)のニュージーランドドルは1ドル=71円台で推移しています。

昨年の平均的な為替水準(1ドル75円〜78円)から比べるとかなり安くなっていますが、本格的な下落はまだこれからと言えそうです。

いまだにリスク通貨と呼ばれるニュージーランドドルの値動きは、アメリカと中国の経済動向次第で大きく変動します。

アメリカと中国の貿易戦争は長期化することが予想され、NZ中央銀行が2016年以来の利下げをしたことで、国内経済もスローダウンしているのが明らかとなりました。

NZ中央銀行が、いずれもう一段の利下げに踏み切ると市場は予測しており、そうなると、

1ドル=60円台に入っていくのはほぼ間違いありません

売りトレンドができつつある中で、大きなネガティブニュースが追い討ちをかければ、ニュージーランドドルは60円台を割り込むまで売られる可能性すらあるでしょう。

お金の増やし方は雪だるまの作り方と同じ

お金を稼ぐ手段には、

・労働

・投資

この2種類があり、労働だけではほとんどの人が裕福になることはできません。

それを理論的に明かしたのが世界中でベストセラーになった、

トマ・ピケティの『21世紀の資本』

資産家が株や不動産を保有しているだけで大きな利益を得ることができる一方、労働者の賃金上昇ペースは緩やかでいくら貯蓄に励んでも富裕層との格差は広がり続けます。

貯蓄から投資にお金をシフトすることは、貧乏から脱却し金持ちになるために必要な手段なのです。

投資リターンをあげるより投資元本を増やすことが先決

ただし、投資できるお金が少なすぎると、お金の増え方も遅くなるので、裕福になるまでにかなりの時間を費やしてしまいます。

例えば、投資によって100万円の元本を200万円にするために必要な年数は、

7%の利回りでも10年、税金を加味すると13年

過去に平均7%の利回りが得られた投資商品はあるものの(S&P500ETF等)、今後も同じようなリターンを出せるとは限りません。

またその投資がうまくいったとしても13年後の200万円では人生に変化は生まれないでしょう。

お金持ちがさらに裕福になるのは当然

一方、1億円の金融資産を7%の利回りで運用すると、

税引前で毎年700万円、税引後でも500万円以上の収入を得られる

日本でも贅沢しなければ暮らせる金額です。

お金持ちは高額商品を買いまくるイメージがありますが、実際に会ってみると割と質素な人が多く、もう稼ぐ必要もないのに毎日働いていたりします。

働けば労働収入を得られ、それで日常の生活費はまかなえてしまいます。

資産からの収入はどうするのかといえば、投資に回され、そこからさらに収入が生まれる訳です。

収入は毎年のように増えていき、資産は雪だるま式にふくらみ、お金持ちがさらに裕福になるのです。

そこに近づくためには、

元手の『絶対額』を増やすこと

これに注力しなくてはなりません。

僕の場合は、年中無休で働いて稼いだお金で、暴落したニュージーランドドルを買いました。

その後、NZドルの値上がりと金利収入を生み出すことができて、それが不動産や株式を買う元手となったのです。

まとめ

格差社会を恨んでも格差はなくならず、これからむしろ拡大し続けるでしょう。

将来、自分が格差のどちらにいられるかは、経済の波に乗れるかどうかで決まる可能性があります。

世界経済が落ち込めば、強い日本円で海外資産を割安に買えるチャンスが広がるわけです。

そのために為替や株式の動向はチェックしておくことが大切で、実際の取引をしておくとさらに相場観が養われます。

勝負の世界で生きるアスリートが、『準備の大切さ』を語ることがよくあります。

資産運用でも同じことが言えて、勝負する資格があるのは準備ができている人だけなのです。

世界一やさしい FXの教科書 1年生(堀祐士著)

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