金持ち父さんロバート・キヨサキが実際に使った『お金の教材』とは

訪ねてきた友人の悩みとは

遠方に住むある友人が休みを利用して訪ねてきてくれました。

色々な話をする中で彼女が最近の悩みを話し出します。

友人:仕事を頑張って稼いで、節約して毎月コツコツ銀行に貯金して、それでも口座の桁数はずっと同じまま。お金が一向に貯まらないんです、、、

僕:銀行に貯金しているだけじゃお金はそんなに増えないよ。

と、話したことがきっかけで投資について教えて欲しいということに。

口でいくら説明してもピンと来ないだろうと思ったので「ある道具」を使ってみることにしました。

何かを学ぶなら楽しい方が覚えやすい

それがこれ。

ボードゲームのモノポリー(ニュージーランド版)です。

「子供用のゲーム?」と思われた方もいるかもしれませんが、このボードゲームは意外に侮れないのです。

投資の世界では「お金を生んでくれる資産」を買うことが最も重要で、それを理解するにはバーチャルで体験するのが手っ取り早い。

モノポリーでは所有した土地やその上に建てた建物(家またはホテル)から家賃収入を得られます。

また、空港や鉄道、携帯会社の権利を取得するとそこからも権利収入が入ってきます。

銀行や他プレーヤーとのお金のやり取りは架空の紙幣を使うので、手持ち現金が増えたり減ったりする感覚はかなりリアルです。

ゲームの中で失敗と成功を疑似体験

資産を持つほど収入は増えますが、資産を買うには「現金」が必要で、また、他のプレイヤーへの支払いも発生します。

現金を使い過ぎて支払いに困ると自分の資産を手放す必要に迫られたり、最終的には破産に追い込まれることもあるので、現金は上手に管理しなくてはなりません。

その他、資産カードを交換する際の条件提示や、オークションで競り落とす際の心理戦など、相手との駆け引きもモノポリーの醍醐味です。

「どの資産を買うか」「どう現金を管理するか」「どうやって交渉をまとめるか」これらは現実の世の中でも必要となるスキル。

リアルの世界では「練習」はないので、破産なんかしたら取り返しがつきませんが、モノポリーでは何度失敗しても大丈夫です。

またお金に余裕ができてくると資産を買い続けることができ、そこからさらにお金が入ってくるという「お金持ち特有」の流れができます。

一般人が垣間見ることができない「お金持ちの世界」を楽しく学べてしまうことこそ、モノポリーが80年以上も世界中で愛されている理由なのかもしれません。

日本にモノポリーを知らしめた人物

日本でモノポリーが知られるようになったのは、糸井重里さんが、笑っていいとも!のテレフォンショッキングで紹介してからです。

糸井さんといえば、運営しているウェブサイト「ほぼ日」を2017年にジャスダックに上場させたことで話題となりました。

株式上場すると株を多く持つ創業者は大きな利益を得られるわけですが、それと同時に、新たな株主に対し、株価の上昇や配当などで利益を還元する必要に迫られます。

ほぼ日は無料で閲覧できて、しかも広告が掲載されていないウェブサイトです。

企業として強みがあるサービスや商品を持っているからこそ上場できたはずですが、いったい何が収益源で、どうやって儲けいているでしょうか?

糸井重里さんを億万長者にさせた資産とは

ほぼ日の売上のメインは「物販」です。

中でも「ほぼ日手帳」はセットで4千円から5千円もするにもかかわらず60万部(2017年)も売れている大ヒット商品。

ほぼ日手帳は粗利益率が60%もあり、しかもリピート率が高い商品のため安定的な収益源となっているようです。

そのほかにも多くの人々の共感を生むオリジナル企画商品が数多くあり、株式会社ほぼ日の売上高は約50億円(2018年)に達しています。

上場企業の社長となった糸井さんですが、日本モノポリー協会の会長として、日本選手権を開催するなど、モノポリーにたいする思いは今も熱いようです。

モノポリーはお金を資産(不動産・権利など)に変え、その資産に働いてもらうことでお金持ちになるゲームです。

ほぼ日では人々の共感をうむ「コンテンツ」を商品化して資産を作り出し、それがお金を生み出し続けた結果、糸井さんは億万長者になりました。

まとめ

銀行は友人から預かったお金を使い、より高い利率でお金を貸す債権という資産を得ているわけで、友人は自分で直接資産を買ったほうが儲かるわけです。

資本主義の世界では「お金をうむ資産(不動産や株式)を買うこと」こそが経済的に成功するために必要で、そのことをモノポリーを通じて少しでも理解してくれたら今回のレッスンは成功です。

帰り際に友人が「モノポリー買おう!」と言っていましたが、モノポリーはボードゲームだけではなく、アプリや任天堂Switchなどでも楽しめます。

興味のある方はぜひお試しあれ。

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