【ランキング】NZで定期預金するならベスト銀行はどこ?比較してみた

定期預金で年3%の金利がつくNZドル

ニュージーランドは高金利通貨として知られています。

現地で銀行の店舗前を通ると、

『Term Deposit(定期預金) 3%』

みたいな広告が貼られ、日本の旅行者の方は、

『えっ!定期で3%も利息がつくの!?』

と驚かれたりします。

『元本保証で年3%も利息がもらえる』

預金利息がほぼゼロに近い日本の状況に比べると羨ましく思えるのも当然です。

金利がさらに低くなる可能性

ただ、ニュージーランドの高金利も雲行きが怪しくなってきています。

銀行の定期預金(金額1万ドル/期間1年)の平均金利は、下のグラフのように右肩下がりを続けています。

(出所 interest.co.nz)

【ピーク】8.70%(2008年4月)

【現 在】3.04%(2019年6月)

上記の通り、現在の平均金利は3.04%で、2%台が目前になっています。

民間銀行の金利にダイレクトに影響を与えるのが、

『中央銀行の政策』

来月(2019年8月)に、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が利下げを行う可能性があり、そうなると、

『金利はさらに下落』

定期預金で3%の金利を得るのは難しくなっていく可能性があります。

銀行によって定期預金の違いはある?

『じゃあ、そうなる前に定期をしておこうか』

となるわけですが、その前に各銀行の違いを知りたくなります。

そこでNZの銀行に定期預金する場合に知っておきたい2つの点について調べてみました。

①最低預金額

②預金期間による金利差

定期預金はどの銀行も1ヶ月(30日)から預けることができます。

留学生の方やワーキングホリデーの方など、現地滞在期間が1年以下でも利用するメリットはあるので、参考にしていただければと思います。

なお、口座開設や条件などの決まりについては各銀行にてご確認ください。

ニュージーランドでメジャーな5つの銀行

ニュージーランドの大手銀行としてよく知られているのは以下の5つです。

・ANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行)

・ASB(ASB銀行)

・BNZ(バンク・オブ・ニュージーランド銀行)

・Kiwi Bank(キウイ銀行)

・Westpac(ウエストパック銀行)

(アルファベット順)

今回は、この5行で比較をしてみたいと思います。

①定期預金の最低預金額の比較

定期預金にはどの銀行も最低預金額を設定しています。

これを確認しておかないと、

『せっかく口座を開設したのに預金が足りなくて定期預金が利用できなかった』

ということにもなってしまいかねません。

では、さっそく各銀行の金額を確認してみましょう。

<定期預金の最低預金額>

銀行名最低預金額日本円換算  
ANZ$10,00072万円
ASB$5,00036万円
BNZ$2,00014万4千円
Kiwi Bank$1,0007万2千円
Westpac$5,00036万円

※日本円換算レートNZ$1=72円

最低預金額は銀行によって最大10倍の差があるなど、ばらつきがありますね。

日本の方に最も多く利用されているのはおそらく『ANZ』だと思います。

ANZで定期預金をするには、1万ドル(約72万円)以上を預けなければなりません。

最低預金額が最も低かったのはKiwi Bankの$1,000(約7万2千円)です。

BNZも$2,000(約14万4千円)からと、利用しやすい金額設定になっています。

なお、Kiwi Bankは預金額(以下)によって定期預金の金利が変動します。

預金額日本円換算   
$1,000〜$4,9997万2千円〜36万円未満
$5,000〜$9,99936万円以上〜72万円未満
$10,000〜$49,99972万円以上〜360万円未満
$50,000以上360万円以上

※日本円換算レートNZ$1=72円

預金額が増えるほど、金利が少し良くなる感じです。

BNZは預金額による金利変動がなく、シンプルな設定になっています。

②預金期間による金利差

次に、預金期間による金利差をチェックします。

今回は最低預金額別に2パターンで比較します。

①5,000ドル(約36万円)以上

②10,000ドル(約72万円)以上

①預金額:5,000ドル(約36万円)以上

ANZは最低預金額が1万ドル以上なので、比較対象から省くことにします。

<定期預金利率/預金$5,000以上>

預金期間ASBBNZKiwi BankWestpac
1ヶ月(30日)0.75%0.50%0.40%0.50%
2ヶ月(60日)1.00%1.00%1.15%1.00%
3ヶ月(90日)1.75%2.50%2.40%2.40%
4ヶ月(120日)2.00%2.75%2.65%2.65%
5ヶ月(150日)2.00%2.80%2.70%2.65%
6ヶ月(180日)2.00%3.30%3.15%3.05%
7ヶ月(210日)2.00%3.25%3.05%3.05%
8ヶ月(240日)2.00%3.20%3.05%3.05%
9ヶ月(270日)2.00%3.10%3.10%3.00%
10ヶ月2.00%3.10%3.10%3.00%
11ヶ月2.00%3.10%3.10%3.00%
12ヶ月2.00%3.15%3.10%3.00%

(2019年7月1日時点の利率)

今回、最も高い金利だったのはBNZの6ヶ月(3.30%)。

BNZはそのほかの期間でも他行と比較して金利は高めです。

逆に物足りなく感じたのが『ASB』。

6ヶ月(180日)以上預金すると、他の3行は金利が3%以上になっていますが、ASBのみ2%でした。

有利な金利順で4行をランキングにすると、こんな感じになると思います。

1位 BNZ

2位 Kiwi Bank

3位 Wespac

4位 ASB

②預金額:10,000ドル(約72万円)以上

次は、NZ最大の顧客数をもつANZを含めた5行での比較になります。

<定期預金利率/預金$10,000以上>

預金期間ANZASBBNZKiwi BankWestpac
1ヶ月(30日)0.50%1.00%0.50%0.50%0.50%
2ヶ月(60日)1.25%1.00%1.00%1.25%1.00%
3ヶ月(90日)2.50%2.40%2.50%2.50%2.40%
4ヶ月(120日)2.75%2.65%2.75%2.75%2.65%
5ヶ月(150日)2.80%2.70%2.80%2.80%2.65%
6ヶ月(180日)3.20%3.05%3.30%3.25%3.05%
7ヶ月(210日)3.20%3.05%3.25%3.15%3.05%
8ヶ月(240日)3.25%3.05%3.20%3.15%3.05%
9ヶ月(270日)3.15%3.00%3.10%3.20%3.00%
10ヶ月3.15%3.00%3.10%3.20%3.00%
11ヶ月3.15%3.00%3.10%3.20%3.00%
12ヶ月3.20%3.00%3.15%3.20%3.00%

(2019年7月1日時点の利率)

最も高い金利は5000ドルの時と同じ、BNZの6ヶ月(3.30%)です。

しかし、全体的に見て、金利が高いと感じるのは『ANZ』。

Kiwi Bankの金利も、ANZやBNZと比べて同等に近いレベルだと思います。

ここでも金利をランキング形式にした場合、以下のような感じです。

1位 ANZ

2位 BNZ

3位 Kiwi Bank

4位 Westpac

5位 ASB

まとめ

日本と比べると、ニュージーランドの銀行金利はとても高く設定されています。

現地の銀行口座を持つ方は、高金利の定期預金を利用すると利息収入が得られるのでおすすめです。

ただ、気になるのはNZドルの金利が下落傾向であること。

状況次第で来月以降さらに下がる可能性があるので、その前に定期預金にしておきたいところです。

その際、各銀行ごとに定期預金の『預けやすさ』や『金利の高さ』の違いを知っておくと良いかもしれません。

5つの大手銀行のうち、最低預金額が低く預けやすいと感じたのは、以下の2つ。

1位 Kiwi Bank(キウイ銀行)

2位 BNZ(バンク・オブ・ニュージーランド)

また、現時点で金利が高いと感じるのは、最低預金額別に、

<5,000ドル以上>

1位 BNZ(バンク・オブ・ニュージーランド)

2位 Kiwi Bank(キウイ銀行)

<10,000ドル以上>

1位 ANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行)

2位 BNZ(バンク・オブ・ニュージーランド)

なお、これはあくまで『1年以内の定期預金』というくくりで見た場合の特徴です。

どの銀行を利用されるかは、他のサービスもよく検討した上で、選ぶことをおすすめします。

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