【米国株JNJ】10年毎に2倍!株価急落した優良株は買うべきか

アメリカを代表する超優良企業、ジョンソン&ジョンソンの株価が急落しました。

(出所 Yahoo! Finance)

”同社製品のベビーパウダーに発がん性物質が含まれたいたことを隠蔽していたかどうか”

この件に関して、米国司法省が刑事捜査を進めているというニュースが株価急落の引き金です。

(出所 日本経済新聞 2019年7月13日)

ベビーパウダーは世界的に販売している商品なので、この問題の影響は決して小さくありません。

場合にはよっては長年かけて築いてきたブランドイメージが大きく傷つく可能性もあるでしょう。

このニュースを見た人の中にはこうした反応をする人もいました。

(出所 Yahoo!ニュース)

突然、優良株に問題が発生して先行きが暗くなった時、投資家はどう判断すれば良いのでしょうか。

僕の場合は、このニュースを見た後すぐに楽天証券にログインしました。

『証券会社?持ち株を売るために?』

逆です。株を”買う”ためにです。

すでに注文時間外となっていたので、株を買うのは週明けに持ち越しとなりました。

『なぜ、ネガティブニュースで急落してる株を買おうとするの?』

理由は3つあります。

・消費者向け商品(ベビーパウダー)に収益を依存していない

・優良株を安く買えるチャンスはあまりない

・長期的に株価は回復し、配当が増える

消費者向け商品(ベビーパウダー)に収益を依存していない

このニュースでは”司法省が刑事捜査を進めている”というだけで、会社による隠蔽が事実だったかが確定した訳ではありません。

また、ジョンソン&ジョンソンは問題が指摘されてから、一貫してベビーパウダーの安全性を主張しています。

もしこの容疑が晴れた場合はどうなるでしょうか。

株価は元値を回復する以上に上がる可能性があります。

『でも、逆になったらまずいんじゃない?』

そうですね。株価がどれくらい下がるかは予測できません。

ただ、株価よりも大事なポイントは、

”会社にとって致命傷になるほどの問題かどうか”

ジョンソン&ジョンソンはベビーパウダー以外にもバンドエイドなど消費者に馴染みのある商品を色々と販売しています。

<消費者向け製品>

バンドエイド、綿棒(衛生用品)

リステリン(オーラルケア)

ボディケア(スキンケア)

アキュビュー(コンタクトレンズ)

そしてこれらの消費者向け商品が会社全体の収益に占める割合は”19%”でしかありません。

(出所 ジョンソン&ジョンソンHP)

仮にベビーパウダーが販売中止に追い込まれるような最悪の事態になったとしても、全体からすればその影響は”致命的”にはならず、”限定的”と考えられます。

優良株を安く買えるチャンスはあまりない

ネットやスマホで簡単に株を買える時代になり、個人投資家の数は年々増えています。

(出所 金融庁『個人投資家の参加拡大』)

米国株には日本だけではなく世界中から投資が集まり、ダウ工業平均は最高値を更新中です。

米国株の中でも優良な株式はファンドに組み入れられたりするので、値動きは比較的安定しています。

『株価が安定してるのって良いことじゃない?』

そうかもしれませんね。

ただ、株を買いたい人にとって優良株は、なかなか安くならない『高嶺の花』だったりします。

優良株が安くなるのはこうした”ネガティブニュース”が出た時くらい。

その問題が将来的に解決可能だと判断できれば、逆にチャンスだと思います。

また、ネガティブばかりではなく、ポジティブニュースにも注目しておくことも大切です。

ジョンソン&ジョンソンの収益の大黒柱は『医薬品』

現在、世界初のエイズ(HIV)用予防接種の実現を目指して、臨床試験を行う準備をしています。

(出所 ブルームバーグ 2019年7月13日)

HIV関連の疾患で死亡する人は世界に100万人、感染患者は3670万人(2016年時点)にも達しています。

数十年に渡って研究されているこの予防ワクチンが完成すれば、ベビーパウダーなど比べ物にならない収益を生み出すはずです。

長期的に株価は回復し、配当も得られる

ジョンソン&ジョンソンの株価の推移は上げ下げしつつも、長期的には右肩上がりです。

過去20年で見れば、10年おきに約2倍になっています。

<ジョンソン&ジョンソン株価推移>

【1998年1月5日】32.69ドル

【2008年1月7日】67.91ドル

【2018年1月8日】144.79ドル

株価が大きく下落してもいずれは回復し、最高値を更新し続けていきます。

また、ジョンソン&ジョンソンは、配当が毎年増える連続増配株です。

こうした銘柄は長期保有するほどリターンが高くなります。

増配株の優位性は過去記事をご覧ください↓

少し前にショッピングモールに行ったときのこと。 ブラックの四角形にホワイトのアルファベット4文字が入っ...

連続増配年数はなんと50年以上

一時的に株価が下がっても配当が増えていくことで投資家は報われるのです。

まとめ

優良企業の株価が大きく下がることはあまり多くありません。

特に、今のように株高が続いている時は、こうしたチャンスは稀かもしれません。

ただ、何も考えずに”優良株だから”というだけで飛びつくと痛い目を見ます。

過去にそうした経験があるので、『投資判断は常に慎重にすべき』という考えです。

・株価下落の原因は特定されているのか?

・原因になった問題を解決できる可能性は?

・収益に出る影響は致命的になり得るか、限定的か?

投資をするかどうかは、できる限りリサーチをした上で決めた方が良いと思います。

ただ、確実な将来を見通すことは誰にもできません。

自分が納得できれば投資を決断すべきです。

『納得するってどういうこと?』

株式投資の神様と言われるウォーレン・バフェットの言葉に、

株式市場が十年年閉鎖されたとしても喜んで持ち続けられる株を買いなさい

というものがあります。

『10年はともかく、最低3年以上は売ることはない』

僕の場合は、そう思えるかどうかを”納得して投資できる基準”にしています。

投資はリスクがつきもので、毎回うまくいくことなんてありません。

それだけに、『自分の投資基準』を持つことは大切です。

働きたくないけどお金は欲しい

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