話題の仮想通貨リブラと海外で超富裕層になった大富豪との共通点

バリ島で一文無しから大富豪となったアニキ

『出稼げば大富豪』という本があります。

堤真一さん主演で映画化もされたので、ご存知の方もおられるかもしれません。

出稼げば大富豪 調子ぶっこきシリーズ(クロイワショウ著)

主人公として本や映画に登場するのは実在の人物である「丸尾孝俊氏」です。

今は大富豪となった丸尾氏ですが、その生い立ちは想像を絶するものがあります。

中卒で働き始め、一時期は吉本興業で勤務していたそうです。

その後、バリ島に渡り、テキ屋から始めた商売をグループ31社にまで拡大させました。

現在の総資産は数千億円ともいわれ、もはや計算ができないほど。

丸尾氏はとにかく気さくな関西人で、皆アニキと呼ぶほど周囲から親しまれています。

バリに行けば会ってもらえる大富豪ということも普通の超富裕層とは全く違う点です。

アニキの人間性にも憧れましたが、以下の2つのことにも興味を持っていました。

①資産を築くための元手をどう作ったのか?

②資産を作る方法に再現性はあるのか?

大富豪となるための元手はどうやって作ったのか?

個人事業や不動産投資を始める時には元手が必要で、僕の場合はそれを作るのに苦労しました。

33歳で貯金がゼロ。 あなただったらどうしますか? ①収入を劇的に増やす ②支出を劇的に減らす...

ですので、成功されている人たちが

『最初の元手”をどう作ったのか』

に自然と興味が湧きます。

アニキの場合は、所持金は100万円。

しかし、このお金を手術代がないというバリの友人に全て渡してしまいます。

これで元手はゼロになりました。

友人はお金の代わりに自分の土地の権利書をアニキに譲りましたが、そこは荒れた沼地で価値などほとんどありません。

ところがその後、バリにリゾート開発のブームが到来。

その沼地には76倍の値がつき、それが不動産開発を進める元手となったのです。

アニキのストーリーに”再現性”はあるのか?

『なんだ、それって運が良かっただけじゃん』

そう思われるかもしれませんが、これはただの”ラッキー”ではありません。

①所持金100万円をあげてしまう

②土地を譲り受ける

③ブームが来てその土地が高値で売れる

運が良かったのは③だけ。

現金はなくなりましたが、アニキは土地という「資産」を手に入れています。

『でも、それって価値がなかったんでしょ』

たしかに譲り受けた時は価値がありませんでした。

しかし、その土地がもし価値があるものであったら、友人はそれを売って自分で手術代を工面していたはずです。

今は価値が低くても、その後、価値が上がるものが世の中にはあります。

それが資産です。

僕も、最初に海外で不動産を買った時、価値の値上がりはそれほど期待していませんでした。

しかし、不動産価値は数年で約2倍になり、アニキのミニチュア版のような体験をしたのです。

再現性は低い話のように思えますが、決してそんなことはありません。

重要なのはタイミングと資産の種類で、これは別に不動産だけに起きることではないのです。

将来性はありそうでも価値がわからない仮想通貨

バリの不動産のように、将来大きな価値をうむ可能性があるものは何なのか?

例えば、まだ価値がよく理解されていない「暗号通貨」。

先日、アメリカのフェイスブックがリブラ(Libra)という独自の暗号通貨を使ったサービスを2020年から開始すると発表しました。

『えっ、暗号通貨?仮想通貨じゃないの?』

暗号通貨と仮想通貨は実は同じ意味で、日本では仮想通貨と呼ばれるのが一般的です。

『仮想通貨ならビットコインだってあるよね。何が違うわけ?』

発行主体が不明瞭で価値の裏付けが乏しいビットコインは、価格変動が非常に激しいことが特徴としてあります。

(出所 みんなの仮想通貨)

買った時に1万円だったものがあっという間に5千円になったりしたら、その通貨をずっと持っていたいと思うでしょうか。

安定性をもたらしてくれそうな暗号通貨「リブラ」

一方のリブラ。

世界の人口はおよそ70億ですが、フェイスブックのユーザーは傘下のインスタグラムを加えると30億を超えます。

・フェイスブックユーザー 23億人

・インスタグラムユーザー 10億人

また、リブラは単なる暗号通貨ではありません。

グローバルに使える統一通貨をブロックチェーンを使って実現するプロジェクトであり、その運営には世界の名だたる組織が加わっています。

<リブラ運営メンバー>

・フェイスブック
・ビザ
・マスターカード
・ペイパル
・イーベイ
・ウーバー
・スポティファイ
・ボーダフォン etc

世界人口の半数近くのユーザー数と世界第5位の時価総額(50兆円以上)を持つフェイスブックが中心となり、そこにグローバルに事業展開する企業が運営に参加する。

このことでリブラの信用はある程度、担保されます。

それによってビットコインにはない安定性がリブラに生まれるのです。

20万円の海外送金に7000円の手数料

先日、知り合いが子供の短期留学費用(約20万円)を日本から海外へ送金するために大手銀行を利用する機会がありました。

初めての海外送金だったので支店に出向いたそうですが、長い待ち時間をひたすら我慢。

その後、手続きに必要だからという理由で新規口座を開設させられたそうです。

さらには、海外送金手数料が7000円もかかることにビックリ。

20万円を送金するのに、この手数料の高さはちょっといただけません。

知り合いは次の機会があったら銀行以外の送金方法を調べたいと言っていました。

たしかにトランスファーワイズをはじめ、新たな海外送金手段も生まれています。

しかし、浸透しているとは言いがたい状況で、

「SNSアカウントさえあれば国際送金できる」

みたいな誰でも簡単に利用できるサービスがあれば利便性はかなり増すことでしょう。

銀行口座を持っていない人は世界に17億人

世界銀行のデータによると、世界には銀行口座を持てない人(15歳以上)は17億人もいるそうです。

<銀行口座を持っていない人が多い国>

国名口座がない人   
中国2億2400万人
インド1億9100万人
パキスタン9900万人
インドネシア9660万人
ナイジェリア6270万人
メキシコ5870万人
バングラディッシュ5790万人
ベトナム4930万人
ブラジル4840万人
フィリピン4600万人

※15歳以上

上記以外にもアフリカのサハラ砂漠以南の国々では、成人の34%は銀行口座を持っていないと言われています。

そうした地域に住む人々は、お金を安全に保管できる場所と送金や決済が安くて簡単にできる手段を求めています。

また、海外で働く人が多い国(メキシコ、フィリピン、ブラジルなど)で高い需要があるのが国際送金サービスです。

ブラジルでは、すでに暗号通貨リップルを活用した国際送金業務を開始しています。

(出所 モーニングスター)

リブラが起こす可能性がある金融革命

暗号通貨のポテンシャルは大きく、フェイスブックのリブラがグローバル通貨のように利用されるようになれば、そのインパクトは計り知れません。

ビットコインを不安に思う人も、フェイスブックのリブラだったら使う可能性はあるでしょう。

リブラには課題も多く残されており、今はまだ、このプロジェクトが成功するか判断するのは難しい段階です。

しかし、沼地であった土地がリゾート地に生まれ変わったように、まだ何者でもないうちに、投資をしておくことで、将来大きなリターンを得られる可能性を秘めています。

まとめ

大富豪となった丸尾孝俊氏の元手となったのは、価値がないと思われた沼地でした。

しかし、それが価値あるものに変わった時、考えられないようなリターンを生んだのです。

『これはただ運が良かっただけ、再現性はないでしょう』

そう片付けるのは簡単です。

しかし、

『これから価値が出そうなものを探して、先回りして投資しておく』

そう考えれば世の中には色々と投資先はあるものです。

フェイスブックの暗号通貨「リブラ」は世界中で多くの人が求めているサービスを実現できる可能性を秘めています。

もし同じように考えるのであれば、フェイスブックに投資しても良いかもしれません。

また、

『フェイスブックだけを買うのはちょっと。。。』

と思うのであれば、フェイスブックを含む米国株ETFを買う手段もあります。

海外に出稼ぎに行かなくても、大富豪はともかく富豪くらいになれるポテンシャルが「投資」にあると考えています。

にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え(丸尾孝俊・吉本ばなな著)

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