素人が株で損するのはどんな時?他人の失敗から学ぶ4つの教訓

このブログでは、

まだ投資しないで消耗してるの?

的なことをいつも言ってます。

その一方で、株式投資の『勉強代』は涙が出るほど払ってきました。

合計損失額を知れば睡眠導入剤がマストになるはずなので、あえて計算はしていません。

オレ、投資で損したことなんかないよ

もし、そんな方がおられましたら、ぜひその秘技を教えていただきたい。

何をもって失敗と呼ぶのかは人それぞれです。

ただ、誰が見ても明らかに失敗と思うことはある。

投資で失敗すると貴重なお金を失うので、できる限りしない方がいい。

今回は、僕が経験してきた失敗投資をご紹介したいと思います。

このブログを読んでくださる誰かが同じ失敗をしないことを祈って。

超一流企業の株が爆下げして歓喜

NZで資産を順調に増やせたため、NZ経済には比較的ポジティブな見方をしています。

株式投資に対しても

間違いない株を買っておけば、早かれ遅かれ報われるはず

そう考えだすと、名の通ったNZ企業の株に目がいくようになります。

美味いと噂のラーメン屋に並ぶ人たちと似た心理状態

そんな感覚に近いかもしれません。

ある日、背脂コッテリ系の株を探してたら、超一流のNZ株がなんと爆下げしています。

大手ゼネコンの『フレッチャービルディング』

NZの人口は500万人ほどで、福岡県といい勝負の豆つぶマーケットです。

建設業界のジャイアン、フレッチャーにはライバルなどいないも同然。

さらに、人口増が続いているNZでは住宅や道路などインフラ整備が急務で、ある種、『建設祭り』のようになっていました。

株価は最高値から3割も暴落している。。。

しかし、腐っても天下のフレッチャー

いずれまた上がるから今がバーゲンチャンスに違いない!

たったそれだけの理由で、1万5千ドル分を買いに走ってしまったのです。。。

投資が失敗した理由の数々を公開&後悔

僕がフレッチャー株を購入した時点では、株価はまだ『下り坂の途中』にすぎませんでした。

その後、最高値の半額以下まで株価は急落。

(出所 Yahoo Finance)

投資金は1/3が吹っ飛び、後悔に苛まれる日々が始まりました。

今思い返すと、この投資で僕が犯した失敗は大きく4つあります。

①最初の暴落理由を怠けて調べなかった

建設労働者は体力さえあれば誰でもできる

そんなイメージがあるかもしれませんが、実際には経験や技術がないと、現場ではまともに仕事ができません。

NZの建設業界は慢性的な人手不足

フレッチャーも受注した工事の納期が間に合わなくて、発注者から多額の損害補償を求められています。

さらに、

・労働者の人件費

・建設資材の価格

これらが高騰して利益を圧迫。

建設ブームで仕事自体はたくさんあります。しかし、

いくら仕事をこなしても儲からない『ワーキングプア状態』

この情報はニュースを見ていれば誰でもわかるはずでした。

投資先の会社をよくリサーチもせずに買うのは『怠け者』のやることです。

②分散して買わずに一気食いをした

株は売買する度に手数料がかかるので、取引回数が多いとコスト高になります。

が、そんなわずかな手数料をシブッてはなりません。

株価下落時に株を複数回に分けて買う『ナンピン買い』をしていれば、損失はもっと抑えられてたはずです。

ここでは、ナンピン買いを勧めているわけではなく、

途中でフレッチャー株の買いをストップできた可能性がある

ということを言いたいわけです。

下がってる株はもっと下がるリスクがあります。

落ちるナイフを目一杯の力で掴んで大ケガするのは『愚か者』のやることです。

③チキンマインドで損切りができなかった

値上がり期待で買う場合には、

許容範囲以上に値下がりした場合の損切り

これも同時に設定しておくべきです。

・損失率

・損失金額

これら損切りポイントの決め方は個人の自由。

とにかく、損失範囲を限定することが大事なのですが、これができそうでできません。

損切りできないのは、

『売らない限り負けてない』という負け犬思考だから

含み損を抱えたいわゆる『塩漬け株』は、イビキをかいて何年でも眠り続けます。

すると、その資金はもっと高いリターンを生む投資に振り向けることができず、見えない損失が膨らむことになります。

塩漬け株をホールドし続けるのは『臆病者』の証です。

④ポリシー無視のミーハー投資をした

1に配当、2に増配、3・4は長期で、5に強さ

株式投資するときには『マイルール』に当てはまる企業を探します。

フレッチャーは市場の圧倒的シェアを持ち、資産もあるので簡単につぶれるような会社ではありません。

そういう意味では『5の強さだけ』はあります。

しかし、

・配当利回りが高くなく増配も続けていない

・業績悪化後には絶望的な無配に陥った

・ストック型ではなく『フロー型』企業で長期投資に向かない

ストック型とフロー型ビジネスの記事はこちら↓

かつて実家ではプロパンガス屋を営んでいました。 小学生の頃は友達から『ガス屋』と呼ばれるのがホントにイヤでした...

フレッチャーは自分が決めた『投資すべき会社の条件』を満たしていませんでした。

抜群の知名度とぱっと見で安く見えた株価に釣られたのです。

ブレブレのポリシーで投資を続けてたら負け犬として『晒し者』にされるでしょう。

まとめ

失敗から学ぶことは少なくありません。

失敗したからこそ、二度と同じ間違いをしないようにと必死に考えます。

ただ、投資で失敗すると取り返すのは難しくて、損切りできないとさらに尾を引きます。

素人投資家が株式投資という世界で戦うには、

勝つこともよりも『負けないこと』が大切

このことを学んでからは同じような負けを経験することはなくなりました。

むしろ、損した以上の利益を出すことができようになっています。

失敗経験が活きたといえるわけですが、自らすすんで損をする必要などはありません。

他人の失敗例を教訓にしてしまえばいいのです。

お一人でも参考になった方がいたとすれば、この失敗は僕にとって、損失ではなく『大きなリターン』です。

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