堀江貴文のブログでは言えない話

5勝3敗なのに含み損?上がった株と下がった株を比較してわかった2つの事実

株式投資の練習ができるNZX(ニュージーランド証券取引所)のバーチャルトレード

昨年11月末ごろにバーチャル口座を開設し、5万ドルの元金を5000ドル分ずつ10の銘柄に分けて指値を入れました。

そのうち成約したのは9つで3ヶ月後に株価はどうなったのか。現在の損益状況を見てみます。

結果からいうと、70ドル50セント(約5300円)の含み損。

投資額が4万5千ドル(約337万5千円)なので、まぁトントンといってもいいレベルですが。。。

今回バーチャルで買ったNZ株は実際に自分が投資している銘柄ではなく、気になる銘柄を選びました。

9銘柄のそれぞれの損益はどうなったのか結果を分析してみます。

5勝3敗1分け、勝率は損益に比例しない

9銘柄のうち、含み益が出ているのは5銘柄で、含み損が出ているのは3銘柄。

勝ち負けで言えば、買っているはずなのに、損益はマイナスです。

その原因は、損失を出している銘柄の下落幅が平均で1.7倍も大きいから。

勝っている銘柄の平均含み益は285ドル。

それに対して負けは平均492ドルも含み損が出ています。

株式相場は上がる時はゆっくりと、下がる時はドスンと下がります。

勝率が株価の損益には必ずしも比例しませんが、それをわかりやすく表す結果になりました。

同じ業界の銘柄でも株価の明暗が分かれる

次は、株価が下がった銘柄と上がった銘柄を分けてみます。

【株価が下がった銘柄】
AIR ニュージーランド航空(航空運輸)
KMD カトマンドゥ(アパレル)
SPK スパーク(通信)

【株価が上がった銘柄】
AIA オークランド国際空港(空港)
CNU コーラス(通信インフラ)
EBO エボス(ヘルスケア)
POT タウランガ港(港湾)
RBD レストランブランズ(飲食チェーン)

明暗を分けた両者を比較すると「あること」に気づきました。

例えば、ニュージーランド航空とオークランド国際空港。

ともに旅行関連の企業ですが、この2つの銘柄は真反対の結果になってます。

【AIR ニュージーランド航空】 ー12.67%

【AIA オークランド国際空港】 +9.50%

ニュージーランド航空は先日料金の値下げを発表し、今後は減収が見込まれます。

航空会社は国際線、国内線、いずれの路線にもライバル企業がおり、常に価格競争にさらされてますが、料金以外の差別化がしにくいのが特徴です。

一方のオークランド国際空港はニュージーランド最大の空の玄関口。

島国のニュージーランドは海外からの渡航者はほとんどが飛行機に乗ってやってきます。

そしてその多くがオークランド空港を利用するわけです。

北島にはライバルはいないといってもよく、国内でも利用シェアは圧倒的。

将来的にも競合が現れる可能性は低く、価格競争にさらされることもない。

長期的に安定収益をあげられる可能性が非常に高いと言えます。

同じ旅行関連だとしても、収益力の安定性が株価にはっきりと現れました。

通信関連銘柄でも起きた株価の差

もう1つがスパークとコーラス。両者は「通信関連」という共通項を持ちます。

【SPK スパーク】 ー11.22%

【CNU コーラス】 +8.67%

スパークは日本で言うところのNTTドコモで、コーラスは関電工といったところでしょうか。

スパークには、ボーダフォンや2ディグリーといったライバル企業がいます。

人口が500万ほどの国で大手キャリアは3つも必要ありません。

インフラ企業であることからストック型ビジネスと言えますが、航空会社と同じで価格以外の違いを出しにくい特徴があります。

かつて実家ではプロパンガス屋を営んでいました。 小学生の頃は友達からガス屋と呼ばれるのがホントにイヤでした。 な...

より安い料金を競合他社が出した場合、追随して価格を引き下げて対抗せざるを得ません。

スマホとネット回線が各家庭に行き渡っている現状では、売上を大きく伸ばすことは難しい。

それでいて5Gなど高速通信へ向けた設備投資はかかるので収益は削られます。

コーラスは通信インフラを影で支える裏方です。

街に出れば、コーラスの車がいたる所で走り回って工事をしています。

テレビCMをしてるスパークやボーダフォンに比べたらコーラスは地味ですが、通信配線を接続する、なくてはならないインフラ企業。

コーラスはオークランド国際空港と同様、圧倒的なシェアを持っており安定的な収益をあげています。

元はといえばコーラスはスパークから分離した会社です。

5年前との株価比較で、スパークが1.5倍($2.46→$3.64)なのに対し、コーラスは3.3倍($1.55→$5.20)と株価の勢いは、本家を圧倒しています。

まとめ

今回は3ヶ月以内という短期間での比較で、これだけで株の損益を判断するのは早すぎます。

しかし、勝率が高くても損益に直結するわけではないことや、同じ業界の企業でも株価に大きな差が出るのは事実です。

企業の収益力や将来性を見極めるのは簡単ではありません。

株式投資の初心者がテキトーに銘柄を選んで、損失を抱えると二度と株なんかやるか!となりがちです。

まずはバーチャルトレーディングで色々な銘柄を取引してみると、何らかの気づきがあって勉強になります。

練習した後の最善の勉強法は、少額でもいいので実際に投資してみることです。

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