ホリエモンと林修先生が教えてくれる高学歴バカが稼げない理由

日本にいる時からテレビはあまり見ませんでしたが、ニュージーランドに来てからはさらに見なくなりました。

番組が全て英語でちょっと疲れる、というのもあります。ただ、見たいと思う番組があまりないからというのが正直なところです。

一方で、興味のある情報だけを選べるYoutubeを見る機会は増えていて、先日、日本のあるバラエティ動画を2つ見たのですが、ちょっと考えさせられました。

与えられた時間はたったの半年

一つ目はAbema TVで放送中のドキュメンタリー「ドラゴン堀江」。

お笑い芸人3人とホリエモンこと堀江貴文氏が準備期間半年で東大合格を目指すという企画です。

先日、センター試験を受験し、ホリエモン自身は自己採点の結果、足切り突破に自信があると発言していました。

芸人3人については個人差があるものの、過去問を解いた模擬テストの結果から予想すればボーダーライン上です。

『そりゃそうでしょ』

そう思う人もいるかもしれませんが、彼らに与えられた時間は、

『たったの半年』

ということを忘れてはいけません。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の認知科学研究者であるハーツホーン博士によると、

一般的に人間の情報処理能力や記憶力がピークを迎えるのは、

『10代後半』

とのこと。

受験に最も適した頭脳を持った学生が、数年を費やしても合格するのが難しい東大受験。

学校の勉強から離れて久しい大人が、

『半年で合格できるかもしれない』

というレベルに近づいただけでもすごいことです。

高学歴バカの末路

もう1つは、林修先生がテレビ番組で高学歴ニートに講義をする動画です。

出演しているニートはいずれも、

東京大学

・早稲田大学

・慶応義塾大学

・明治大学 など

『一流』と呼ばれる大学出身の人たちです。

難関の受験を突破して、有名大学を卒業。

にもかかわらず、いまだに親の世話になり続けていることを全く恥じている様子はありません。

自分が社会で活躍できなかったり、まともに稼ぐことができないのは、

『国や世の中が悪いから』

そう言い放ちます。

『人とは違う特別な存在』

こう思い込んでいる考え方を抹消できなければ、彼らはパラサイトのまま一生を終えることになるのでしょう。

もちろん、こうした人は一部に過ぎないのですが、

『有名大学出身者=社会での成功』

というように、この2つをリンクさせている人は少なくないと思います。

学歴は不要と主張するホリエモン

前述の企画の中で、東大合格を目指して奮闘するホリエモンですが、これはあくまで

『仕事』

としてやっているだけです。

実際、ホリエモンは学歴主義を否定する立場で、そうした発言や学歴がない人ほど成功しやすいという内容の著書も出しています。

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (堀江貴文著)

確かにこれまで出会って来た人たちにも思い当たることがありました。

・国立大の大学院を卒業

・世の中のことは『小学生レベル』

・国際レベルが高い海外大学卒業

・経済の仕組みの理解が『赤点レベル』

一方で、こうした人も知っています。

・超低偏差値の高校を卒業

・社会性抜群で年収3000万円を稼ぐ社長

番組内で林先生もいっていましたが、宇宙旅行やZOZOスーツなど、話題を振りまいているZOZO TOWNの前澤友作社長も『高卒』です。

最低時給がNZ$17.70になるNZ

インフレとデフレ、この単語を聞いただけで頭の中に、

『???』

が浮かんでしまう立派な大学出身の人はたくさんいます。

こうした人たちは、学歴はあってもお金に困る生活が一生続くかもしれません。

ニュージーランドの最低時給は、今年(2019年)17.70ドルになります。

日本円に換算すると、

1327円(NZ$1=75円計算)

現在の最低時給は16.50ドルで、一度に1.20ドルもアップするわけですが、これは過去最大の上げ幅となります。

賃金が上昇すれば、膨らんだコストは価格に転嫁されるなどして、インフレしやすくなります。

『賃金といっしょに物価も上がったら、結果的に”いってこい”になるじゃない』

『インフレの何がメリットなの?』

確かにふつうの人々にとっては大きなメリットはないかもしれません。

インフレは誰にメリットがあるのか?

インフレはある『特定の人々』にとって、ありがたい現象なのです。

一般的に適度なインフレによる物価上昇は、企業業績を押し上げる要因になります。

業績が良くなった会社の株価は上がり、配当も支払われますので、懐が肥える株主にとっては喜ばしい状態になります。

ニュージーランドは日本とは違い『インフレが続いている国』です。

NZ主要上場企業50社のインデックス(S&P/NZX 50 INDEX)。

2009年2月1日に2773ポイントでしたが、10年後の現在は9093ポイントと約3.3倍まで上昇しています。

【2009年】2773ポイント

【2019年】9093ポイント

(画像:Yahoo Finance)

また、不動産投資をしている人にとってもインフレはメリットがあります。

インフレとともに不動産価格は上がりやすくなるため、

『オークランドに家があるだけでミリオネアになってしまった』

そういう人も少なくありません。

レント(家賃)にしても10年前と今ではおそらく倍近く違います。

ということは、不動産を貸している人のリターンは

『10年前との比較で倍増している』

ということになります。

さらにインフレはお金の価値を下げていきます。

これを甘く見ないほうがいいと思ったのは、父(70代)から

『子供の頃、100万円あれば普通の家を建てられた』

と教えてもらった話がきっかけです。

今の100万円でできることは、

『お風呂のリフォームくらい』

資本主義の世の中を謳歌している人々は、

必ずと言っていいほど『インフレに強い資産』を持っています。

その仲間入りをしたければ彼らと同じ行動をとる必要があるということです。

まとめ

『学歴はあっても邪魔にならない』

そういう人がいますが、プライドが邪魔してまともに働けない高学歴ニートを生んでいます。

彼らは番組の中で口々に

『好きなことしかしたくない』

と言っていましたが、だったら自分で稼いで好きなことをすればいいだけの話です。

そもそも学生が社会に出た時のことを学校教育は想定していません。

世の中にお金で苦労している人が大勢いても、義務教育に『金融』という科目がないのがその証拠です。

学歴の頂点である東大出身者の平均年収をご存知でしょうか。

『およそ630万円』

日本全体の平均(420万円)より『マシな程度』です。

社会的な成功と学歴に大きな関係がないのがこれでわかる気がします。

バカとつき合うな(堀江貴文・西野亮廣著)

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