堀江貴文のブログでは言えない話

【結論】株式投資と不動産投資を比較せずに両方やるのが正解

『不動産投資』と『株式投資』、どちらの投資が良いのでしょうか?

よくある比較の質問です。

より効率的に儲けられる方法を知りたいのでしょうが、これらを単純比較したところで答えは出てきません。

そう思うのは、投資する国、金額、期間、スキル、運など、考えられる要素がたくさんあって、人によって出る結果は千差万別だからです。

株式投資は自分に合うスタイルを見つけるのが大切

株式投資については、日本株だけではなく外国株の情報も世の中に山ほど溢れています。

投資関連本、動画の解説、個人投資家のSNS、有名投資家の投資先などなど。

短期トレーダーと長期投資家の考え方は真逆と言って良いほど違いますが、それぞれに儲けを出している人たちがいるので優劣をつけることはできません。

株式投資に「これがベスト」という投資法があるわけではなく、人によって合う、合わない、があるのです。

僕が株式投資を始めた頃は、暴落した株を逆張りで買って下げ止まらず100万円単位の損失を出す、なんて経験をしてました。

試行錯誤した結果、高配当株を買い増す方法が最も儲けられたので、これが自分に合うと確信してコツコツ投資を続けています。

習うより慣れろで覚えた海外不動産投資

一方の不動産投資。

まず苦労したのは情報収集でした。

ただでさえ海外の不動産投資に関する情報は多くありません。

マイナーなニュージーランドとなると有益な不動産投資情報は日本国内にはほぼ皆無です。

現地には不動産投資関連の本や雑誌(もちろん英文)がありましたが、まだ電子版がない時。

仕方なく高い国際郵送料を払って日本に取り寄せ、辞書を引きながら読んでました。

その後、実際にニュージーランドで不動産投資を始めましたが、それらの情報が役にたったかといえば微妙です。

「百聞は一見に如かず」

不動産投資を習得するには体験するのが一番手っ取り早いのかもしれません。

銀行融資が利用できる不動産投資が特別な訳

実際に不動産投資をやってみて心底驚いたのが「レバレッジの力」です。

レバレッジについては本で読んで知ってましたが、体験することでより理解が深まりました。

レバレッジというのは、借金を利用して自分の手持ち資金以上の投資をすることです。

株式やFXでもレバレッジを効かせることはできますが、使い方を間違えば一瞬で資産が吹き飛ぶので投機的な側面があります。

不動産が上の2つの投資と全く違う点は「金融機関の融資が使える」という点。

銀行が投資のパートナーとなりお金を貸してくれるのです。

”不動産投資なんだから、融資を受けるなんて当たり前のことでしょ”

僕もそう思っていました。

でもこれって”当たり前”じゃないんです。

仮に銀行から借金をして、自分がシェフを務める飲食店をオープンすることをイメージしてみてください。

頭金があってもプロとしてのキャリアがない場合、銀行が融資してくれるでしょうか。

可能性はかなり低いと思います。

ニュージーランドで不動産投資を始める時、僕は全くの未経験者であり、英語もつたない外国人でした。

そんな人間に銀行はポンと何十万ドル(数千万円)ものお金を貸してくれたのです。

不動産が貸し倒れリスクの低い、安定性のある投資先だと認めているからです。

レバレッジパワーが絶大と感じた経験

最初に買った家(物件A)は34万ドルで、頭金を14万ドル用意し、残りの20万ドルを銀行から借りたと記憶しています。

14万ドル(頭金)+20万ドル(借金)=34万ドル(購入価格)

約1年後、不動産ブームに乗って物件Aの価値が上がり、47万ドルで売却をしました。

1年しか保有してないので借金はほとんど減っていませんでしたが、手元には27万ドルが残りました。

47万ドル(売却価格)ー20万ドル(借金)=27万ドル(残金)

14万ドルが1年でほぼ2倍の27万ドルに増えたことになります。

”1年”という点に目がいくかもしれませんが、注目すべきポイントはそこではありません。

レバレッジパワーの威力は物件価値と自己資産の増え方の違いに出るのです。

【物件価値】34万ドル(購入価格)→47万ドル(売却価格)1.38倍

【自己資本】14万ドル(購入頭金)→27万ドル(売却残金)1.92倍

資産を大きくするためにレバレッジを効かせることが有効なのがわかります。

コツを掴んだことで、この後レバレッジ(借金)を50万ドル以上使ってさらに大きな投資をしました。

現在まだ銀行に借金は残ってますが、含み益とほぼ同額なので借金はないのと同じです。

株式よりも不動産の方が確実性が高いと思う理由

”株式投資でも1年で2倍なんてあるし、場合によっては3倍、4倍だってあり得るよ”

では、将来2倍や3倍になる株を見つけられる確率はどの程度あるでしょうか?

物件Aが値上がったのは、たまたま訪れた不動産ブームに乗っただけとも考えられます。

しかし、ニュージーランド不動産が周期的にブームを繰り返していることを考えれば、このブームに乗るための確実性は株式よりも高いはずです。

また、株式投資と違うのは値上がったのは物件Aだけではなかったということ。

株式投資の場合、景気が良ければどの株でも上がるというわけではありません。

一方、物件Aの価値が上がったとき、オークランドのほぼ全てのエリアで不動産価格が上がりました。

ブーム前に不動産を所有していた人たちは皆んな儲かったのです。

簡単に見える不動産投資は現金に余裕がないと危険

ニュージーランドで不動産投資をする人が多いのは上記の通り、特別な投資スキルがなくても誰でも儲けやすいからだと考えています。

やるべきことは

不動産を買う。

手入れをしながら持ち続ける。

価値が値上がったら売る。

それだけ。

ただ、当然ですが、不動産投資も美味しいことばかりではありません。

まとまった自己資金が必要ですし、管理・修繕、保険代などの維持コストもかかります。

資金に余裕がある人は良いかもしれませんが、そうでない人がチャレンジすると現金が枯渇する可能性があるので安易にお勧めできません。

まとめ

資産を大きくする上で、レバレッジを効かせた不動産投資が有効なのは間違いありません。

しかし、不動産投資は始めてから発生する費用も多々あるので、十分な自己資金がない場合はまずは資金を貯めることが先決。

資金が貯まってきたら株式投資で運用し、その後、不動産投資で資産を拡大しても良いと思います。

株式投資と不動産投資を比較するのではなく、両方を活用できることがお金を増やす上で最も効率的なのです。

日本人のためのお金の増やし方大全 ロバート・アレン著

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