【必須知識】金持ちになる条件は資産と負債の本当の違いを知ること

時代を超えて読まれている世界的ベストセラー本

楽天ブックスがまとめた「お金」に関する本の売上ランキング。

女性に人気があったのは以下の2冊。

おひとりさまのゆたかな年収200万生活2 (おづまりこ著)

節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本(坂本綾子著)

男性はこんな感じ。

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学(cis著)

36年連戦連勝 伝説の株職人が教える!株チャート図鑑(相場師朗著)

女性は現実を見て、男性は夢を見る

わかりやすい結果ですね。

ランキンング全体を眺めていて「ある1冊の本」に目が留まりました。

男女ともに人気があり、この分野ではもはや古典と言えるほどの本です。

それがこれ。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

初版が出たのは今から22年前の1997年。

その後、上記の改訂版が出版されたのですが、それも6年前のことです。

いまだに根強い人気を誇っており、男女・年代問わず多くの人に読まれています。

僕もこの本を読んだことがきっかけで投資を始めました。

著者のロバート・キヨサキの体験をもとに書かれたと言われる、世界的ベストセラー。

この本の内容で世界に最も衝撃を与えたことは、

『家は必ずしも資産ではない』

ということです。

家を所有することが経済的なステイタス

高度経済成長の1950年代からバブル経済が終わる1991年までの40年間で、日本の地価は大きく上がりました。

僕の両親はロバート・キヨサキと同世代。

両親にとって、バブルが弾ける前までは

『資産といえば不動産』

広い土地や大きな家を持つことによって経済的なステイタスを示していました。

それから30年近くが経過。

両親が誇りにしていた家の価値は現在どうなっているでしょうか。

建物はもちろんゼロ。

土地は一応価値があると言いますが、仮に売りに出した時、

買い手がいなければ実質的にゼロと同じ

両親が住むのは人口減少が続き、高齢化率が高い地方の田舎町です。

そんな場所にあり、無駄に大きいだけの家を果たして欲しがる人がいるのだろうか。。。

両親の貯金を奪い続ける家

大きな家はメンテナンスも大変で、修繕のための出費は定期的にあります。

高齢になるとハシゴには登れませんので、庭の手入れは業者さんにお願いしています。

また、不動産価値が低いとはいえ、固定資産税も毎年払わなくてはなりません。

資産だと考えていた家の価値は限りなくゼロに近づき、さらに年金暮らしの両親の貯金を減らし続けているのです。

日本中にあふれかえる空き家

日本で社会問題になっている空き家。

1993年に448万戸だった空き家はこの20年余りでほぼ倍増し、846万戸(2018年)にも達しています。

(出所 NPO法人 空き家・空き地管理センター)

空き家の数は過去右肩上がりで増加し続けており、これからもまだ増える見込みです。

あまりまくっている家の価値は限りなくゼロ方向へ向かい、実際、ゼロ円住宅も日本全国に出現し始めています。

持ってるとお金がかかるからタダでもあげちゃった方がマシなのでしょう。

収入があっても赤字なら負債

僕も日本で家を買うという「誤り」をおかしてしまいました。

ニュージーランドに移住して空き家となったその家はどうなったのか。

賃貸物件としてテナントさんに住んでいただいています。

『家賃を生んでいるなら資産になるんじゃないの?』

そう思うかもしれません。

しかし、ローンがまだ残っていて、さらに管理費など毎月かかる固定費もあるので家賃はきれいに相殺されてしまうのです。

『トントンならいいんじゃない?』

いや、固定資産税分が赤字なのです。

金持ち父さんに言わせれば、所有者からお金を奪うものは資産ではなく「負債」になります。

キャッシュフロー的に赤字である日本の家は、さっさと処分すべき経済的なお荷物なのです。

ニュージーランドの家は資産?負債?

では、ニュージーランドの家は資産でしょうか、負債でしょうか。

賃貸物件として収入を生んだとしても、借金が多いと、ローン返済で毎月赤字になってしまいます。

その場合は「負債」となりますね。

ただし、日本の家とは違い、ニュージーランドの家には価値を維持できる要素があります。

それは、住宅供給不足と人口増です。

<オークランドの住宅需給バランス>

(出所 ニュージーランド政府報告書)

<ニュージーランドの人口増加ペース>

(出所 Stats NZ)

需要を支えるこの2つの要素があるため、不動産価格は下がりにくく、むしろ上がり続けています。

未来について正確な予測はできませんが、住宅需要は強いままですので、今のところ不動産価格が大幅に下がることは考えにくい状況です。

仮にキャッシュフローが赤字であっても、別の収入で補いながら、長期的に持ち続けると値上がり益で大きなリターンが見込めます。

また、賃貸物件の場合、

家賃を上げることによって赤字から黒字に転換することも可能

そうなれば家は負債から「資産」へと生まれ変わるのです。

まとめ

20年以上もベストセラーとなっている「金持ち父さん、貧乏父さん」では家を負債と考えたことが大きな反響を呼びました。

資産と負債を

「収入をもたらすか」「支出を増やすか」

この2つで区別するわかりやすさは、多くの人の意識に変化を与えました。

その基準で考えると、日本とニュージーランドは対照的で、どちらの国で家を持つかで「負債」になったり、「資産」になったりします。

資産を持つ人は「金持ち」になり、負債を抱える人は「貧乏」になる。

ロバート・キヨサキの教えは、20年経っても色あせることはありません。

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