NZはロックダウンを決断!データで確認する新型コロナ感染者状況

このところ、ニュージーランドでも新型コロナウィルスの感染者数が増えてきました。

3月27日時点の感染者数は368名(疑いのある人も含む)

増加ペースは衰えていないため、しばらく感染者数は増えていくことが予想されます。

今のところ、このピークがいつになるのかはわかりません。

これまでニュージーランド政府はコロナ対策を迅速に実施しており、ロックダウンも早めに決断しました。

中国のケースなどを見ればこの効果は必ず現れるはずで、感染者数の伸びはいずれ横ばいとなり、その後下降していくものと思われます。

問題解決のため国民に求められるのは、

冷静に対応すること

そのために今の状況を把握しておくことが大切です。

現時点での感染者状況

ニュージーランド保健省のデータを参考に現在の感染者状況まとめてみました。

<感染者の概要>

項目人数前日比
感染者数(3月27日時点)338名+76名
感染の疑いがある30名+9名
入院中20名
感染後に回復37名+10名

感染者が前日より76名増(29%アップ)というのは、ちょっと心配になる数字かもしれません。

しかし、海外から帰国した人が感染していたと判明するケースも多く、早めにロックダウンしたことで、感染爆発的なことは起きにくいのではないかと考えています。

地域別の感染者数

感染者は『人口が多い都市部』に多い傾向がありますが、満遍なく全国に拡大している点も見逃せません。

<地域別感染者数>

地域名感染者数
オークランド58名
ワイテマタ47名
ワイカト45名
キャピタルアンドコースト42名
サザン39名
カンタベリー30名
カウンティーズマヌカウ28名
ネルソンマルボロ18名
ハットバレー11名
ホークスベイ10名
レイクス8名
ミッドセントラル7名
ベイオブプレンティ6名
タラナキ6名
ワイララパ5名
ノースランド4名
サウスカンタベリー2名
ウエストコースト1名
タイラウィティ1名

現在、感染者が確認されていないのは『ワンガヌイ地方』のみです。

国全体の感染者数(368名)は多いように感じても、自分が住む地域の感染者数を見ると、

それほどでもないな

と感じることもあると思います。

年代別感染者数

年代別で最も多いのは20代で、30代〜60代まではさほど偏りがない感じです。

<年代別感染者数>

年代感染者数
0〜9歳2名
10〜19歳20名
20〜29歳81名
30〜39歳56名
40〜49歳50名
50〜59歳69名
60〜69歳62名
70歳以上28名

これまでの傾向で、若年層は感染による『重症化リスクは低い』とされています。

ただし、イギリスでは基礎疾患がなかった20代女性が亡くなった例も出ているなど、まだ不明なことも多いので注意が必要です。

性別感染者数

感染やの男女比は『ほぼ同程度』と言えます。

<性別感染者数>

性別感染者数
男性179名
女性186名
どちらでもない3名

日本の感染者の特徴を見ても男性の方が少し多いくらいで、はっきりした違いは出ていません。

感染のしやすさは、『性別に関係しているとは言えない』と考えられます。

まとめ

ニュージーランドでもコロナウィルス感染者が急増し始めました。

しかしこれは、国内の集団感染などによるものではなく、海外から帰国した人たちの中で、感染が確認されたケースが多く含まれています。

NZ政府は矢継ぎ早に対策を実施しており、国民の外出や国内の移動に制限を設けるロックダウンも迅速に行いました。

以前はよく報道されていたスーパーでの買い占め騒動も現在は起きておりません。

ロックダウンは4月下旬まで継続される予定で、国民もきちんとルールに従って行動しています。

一方、世界の中では早期に感染者が確認された日本。

これまで比較的ゆるやかな対応に終始してましたが、ここ最近、感染者数が急増しています。

ウィルス感染者が一定数(または割合)を超えると、選択できる対応手段はかなり限られます。

アメリカは一部地域で、ヨーロッパやNZなどは国レベルのロックダウンを決断しました。

日本は、ダイヤモンドプリンセス号の対応で、数千人の人々を閉鎖空間に閉じ込め、船内感染を広めてしまうという失態を犯しています。

これ以上のミスは許されないのですが、日本の政治家があちこちに忖度をして、対応が後手に回るというのはよくあること。

せっかく感染拡大を抑えてきた努力が無駄にならないことを祈るばかりです。

知っておきたい感染症 ――21世紀型パンデミックに備える (ちくま新書)

エボラ出血熱、2つのタイプの鳥インフルエンザ、SARS、MERS、デング熱…。

高速大量輸送、人口爆発の21世紀において、さまざまな感染症がパンデミック(感染爆発)の危険性をはらんでいる。

それぞれのウイルスにはどんな特徴があるのか?

近年の流行はどのように起こったのか?

そして、これからどんな危機がありえ、それを未然に防ぐために私たちは何をするべきなのか?

このままでは、人類総倒れ。生き延びるために知っておくべき、必須の知識を授ける。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする