大量失業が発生!WITHコロナ時代を生き抜くための稼ぎ方とは

三菱UFJ銀行の『社員』

ソフトバンクの『投資』

ニュージーランドの『観光』

これらはそれぞれ羨まれたり、最高益だったり、絶好調の時がありました。

ところが今、大きく歯車が狂ってしまっています。

【大手銀行社員】リストラ計8千人

【ソフトバンク】1兆円超巨額赤字

【NZの観光業】外国人観光客激減

新型コロナ問題を発端に社会は大きく変化しており、これまでの常識が通用しなくなっています。

今起きている事柄のなかに、

これから個人がどうやって稼いでいくべきか

についてのヒントがあるかについて考えてみました。

三菱UFJ銀行員:大規模リストラ

日本の銀行で最大規模を誇る三菱UFJ銀行。

サラリーマンの平均年収が420万円(国税庁調べ)に対し、三菱UFJ社員の平均年収は800万円弱。

総合職(エリート社員)に限ると、

1000万円〜1500万円

さすが超一流企業と思える額ですが、今、三菱UFJが進めているのは『リストラ』です。

(出所 日本経済新聞)

3年前に発表されたリストラ計画の削減数は6000人。

しかし、日本経済が不景気入りしたことで、その数を2000人も上積みしたようです。

リストラ(早期希望退職者募集)をしている一流企業は三菱UFJに限りません。

<早期希望退職を募る企業>

みずほ証券(1,100人)
三井E&S(1,000人)
セブン&アイ(3,000人)
キリン(人数制限なし)
日産(1万人超) など多数

キリンのような黒字企業でさえ容赦なくリストラは行われています。

この要因の1つとしてあげられるのが、

70歳までの就業を目指した高年齢者雇用安定法(高齢法)の法改正

この法改正で高齢社員(60歳以上)のリストラが難しくなるため、企業の思惑としては、

40代〜50代のうちに不要な社員をリストラしておきたい

そして、その流れは新型コロナによって拍車がかかっています。

東京商工リサーチの調べでは、希望退職を募集した上場企業数は、

2019年1月〜12月:36社

2020年1月〜 2月:19社

今年はたった2ヶ月で、去年一年間の『半数以上』に上っています。

これまで『大企業の正社員』という立場は『安定』を意味していました。

ところが、黒字の優良企業でさえ定年まで働ける人は、ほんの一握り。

こうした時代を生きて行くにはどうすれば良いのでしょうか。

『転職・副業・複業・起業で稼ぐ』

これを言い換えれば、大きな組織の一員になるのではなく、

『個人』として稼げるようになる

このことが、必要不可欠になったと言えます。

ソフトバンク:レバレッジ投資の失敗

今月の13日に発表されたソフトバンクの営業赤字は、

▲1兆3500億円

有利子負債額(6兆円)も巨額なので経営が危ぶまれましたが、ソフトバンクが倒産することは、まずありません。

というのもソフトバンクには莫大な資産があるからです。

アリババの株式(16兆円)

ただ、前年度は2兆3500億円もの営業利益を出していたソフトバンク。

それがなぜ、大幅な赤字に転落してしまったのか。

現在のソフトバンクは、世界中の有望なベンチャー企業へ投資し、成長リターンを得る『投資会社』となっています。

少し前までは非常にもてはやされていたベンチャー企業(下記)はソフトバンクの出資先。

Uber』『WeWork』『OYO』『One Web』

現在、これらの企業はどうなっているかというと、

株価暴落→Uber
経営危機→WeWork
大幅赤字→OYO
経営破綻→One Web

4社全てが赤字経営。

2千億円以上つぎ込んだワンウェブに至っては最悪の結果(倒産)となりました。

これらのベンチャー企業への出資は、ソフトバンクビジョンファンド(SVF)を通じて行われています。

SVFの最大出資者(約5兆円)は、サウジアラビア政府に代わって資産を運用する、

パブリックインベストメントファンド(PIF)

出資とは言っても、PIFにたいしてソフトバンクは、年間3千億円もの配当を払う義務があるとのこと。

実質的には固定利払いが発生する『借金』をして投資をしていることと同じです。

レバレッジ(借金)を使った投資の特徴は、成功すればリターンは大きくなる一方、

失敗すれば補いきれないほど損失が膨らむ

このことから個人が得られる教訓は

『レバレッジをかけて(借金で)投資はしない』

ということ。

コロナショックの株式相場で信用取引をして、大損してしまった個人投資家は少なくありません。

(出所 Yahooニュース)

前年度に過去最高益を出したソフトバンクが、翌年に大赤字を計上するとは誰も予想できなかったでしょう。

相場が大きく動く時には、短期間で大きなリターンを得ようとしたくなるものです。

しかし、不確実性が高いこれからは堅実な投資を個人は心がけるべきと言えます。

また、投資に限らず『借金』はできるかぎり避けるのが賢明です。

NZの観光業:インバウンド需要の消滅

人口が少ないニュージーランドの観光業は、海外からの旅行者をたくさん迎え入れることで成長してきました。

新興国(中国、インド、東南アジア諸国など)の経済成長にともない海外旅行需要は右肩上がりを続け、

NZのインバウンド需要もさらに大きくなる

関係者はそう期待を寄せていました。

ところが、新型コロナによって突然、この需要が消滅してしまいます。

インバウンドの恩恵を最も受けていた街の1つ、クィーンズタウン。

現在、街の経済状況は非常に厳しくなっており、今後予想される失業率は、

25%〜30%に達する可能性

観光業には国内需要もあるのですが、市場が小さいためあまり目を向けてきませんでした。

またクィーンズタウンの場合、観光業が好調だったことで『他の産業』を育てなくても十分に潤っていたわけです。

世界中に感染が拡大した新型コロナウィルスには、

変異して新たな脅威を生み出す

という危険性があります。

そのため、いったん収束を迎えたとしても、『AFTERコロナ』にはならず、

『WITHコロナ』が日常になる

とも言われます。

そうなれば、いつまた『国境封鎖』や『外出制限』がかけられるかわかりません。

インバウンド観光に経済を頼りすぎたクィーンズタウンから、個人が得られる教訓があるとすれば自分の仕事が、

『ローカル需要』を取り込んでいるか

『1つの仕事』に収入を依存しすぎていないか

この条件をクリアしているかどうか、チェックしておくことが大切と言えるでしょう。

まとめ

外出制限が解除され、経済が再び動き出した後、どうやって稼いでいくべきか。

不安や悩みを抱えている人は少なくないと思います。

最近のニュースを3つ取り上げて考えてみましたが、そこにWITHコロナ時代で生き残るためのヒントがあったように思います。

①『個人』で稼ぐ

②『借金』をしない

③『ローカル市場』を狙う

僕の仕事の中で、このキーワードに当てはまるが『大家業』。

個人で経営でき、実質的に借金はほぼありません。

顧客はエアビーのような旅行者ではなく、国内(ローカル)の在住者です。

ただ、不動産に頼りすぎていれば、クィーンズタウンと同様、

大きな変化(地震などの天災、火事のような人災など)

によって飲み込まれてしまうことだってあり得ます。

時代に合わせて新たな仕事を生み出すこと。

それが誰にとっても必要な『これからの仕事』になるのかもしれません。

コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

NHKスペシャル「激震コロナショック~経済危機は回避できるか~」著者出演、大反響!
紙版発売に先がけ、電子書籍版を先行配信。

「コロナショック」を企業、個人、政府が生き残る術がここに!

▼リーマンショックを超える経済危機は、3つの時間軸で襲ってくる。

第1波 日本のGDPの7割を占めるローカル産業(飲食、小売、エンタメなど)の壊滅
第2波 自動車、電機など グローバル型大企業へ波及
第3波 金融危機の発生

・欧米でもローカル経済圏破綻の打撃が大きい(cf.リーマンは金融圏のみ)
・中国による牽引が期待できない
・ソルベンシー問題と逆石油ショックが金融危機へ
・破産したくなければ企業は短期PLを本気で捨てよ
・手元キャッシュが全て
・最悪を想定
・危機におけるリーダーの「べからず集」とは?
・経済のグローバル化傾向は、このまま続くのか?
・企業が、個人が、政府が、コロナショックを生き残る鍵とは?

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