新卒年収1000万円!若くても稼げる時代に能力の安売りは不要

40代でピークアウトする会社員の年収

「若いうちに稼いでおかないと後がなくなるんだな」

再就職するために30代後半で就活した時にそう感じました。

子供がいる人の場合、40代後半から50代で子供が大学に進学する年齢になる場合が多く、家計の支出が一気にかさみます。

昔の会社員であれば、

「40代以降は昇進して50代に年収のピークを迎える」

そんなシナリオも描けましたので、出費が増えてもなんとか乗り切ることができました。

しかし、今は40代でリストラされる時代です。

(出所 日刊 SPA)

また、リストラされないまでも、多くの大手企業では50代で「役職定年」となり、給与がガクンと下がる仕組みを取り入れています。

僕らが働き出した時代より、まともに稼げる時間が5年〜10年は短縮しているのです。

(出所 東京新聞)

今後は年収のピークが40代前半になるわけですが、その額は年々下がっています。

<40代前半の平均月収>

平均月収2008年との差額  
2008年50万円
2013年46万円ー4万円
2018年43万円ー7万円

(出所 日本総研)

この流れが逆転することはないので、若いからといって安い給料に甘んじていてはリスキーです。

「若い=低収入」を安易に受け入れない

「でも、若いうちってどこでも給料安いよね」

たしかにそうですね。

学歴別の新卒社員の初任給は17万円〜23万円。

学歴初任給   
高卒170,505円
短大卒182,184円
大学卒212,304円
大学院卒229,951円

(参考 未来の就活)

業種別の新卒平均年収は以下の通りで、高い業種でも200万円台です。

業種新卒平均年収   
情報通信240万円
教育・学習240万円
製造業220万円
卸売・小売200万円
金融・保険190万円
医療・福祉190万円

(参考 平均年収.JP)

この収入で一人暮らしをすれば、貯金をするのは大変です。

将来的な目標やキャリアのために、数年だけ安い給料を受け入れて働くのなら我慢できるかもしれません。

しかし、そうでないなら「若いから安月給は仕方ない」という考えは捨てるべきです。

あなたの価値を示す給与額

能力の高い人材は貴重なので、若くても高給を提示する会社は続々と出てきています。

ソニーの新卒給与は最大730万円(大学院卒)で、月収はおよそ50万円。

(出所 ITmedia)

大学院卒の平均(約23万円)の2倍以上で、ボーナスが加わることで年収は700万越えします。

給料の額は、就職先を選ぶ上で最も優先すべきことではないかもしれません。

しかし、高い給与を提案するのは、それだけの価値があると企業は判断しているわけです。

自分を評価してもらえる会社で働く方がやりがいがあるのではないでしょうか。

新卒で大企業の部長クラスの年収

回転寿司チェーンのくら寿司は、ソニーよりも高い新卒給与を出すことで話題となりました。

(出所 日本経済新聞)

グローバル展開を見据え、26歳以下でビジネスレベルの英語力を持つ人材を必要としているそうで、幹部候補として採用されれば、新卒で年収は1000万に到達します。

年収1000万円といえば大企業の部長クラスの所得。

それを入社1年目から狙えるようになったのです。

成果主義が広がっていく可能性

世界展開で伸びている企業は、さらに高額の収入を得られるチャンスがあります。

ユニクロを運営しているファストリテイリング。

幹部に抜擢される社員は入社後最短3年で年収は1000万越え、欧米勤務で最大3000万円程度になるそうです。

「でも、これってホントのエリートだけの話でしょ」

今はそうかもしれませんが、伸びてる企業の人事制度は他社も真似をします。

そうなれば、若くても実力がある社員の給与は改善される傾向になるかもしれません。

仕事の結果による評価が公正

野球やサッカーなどプロスポーツの世界で活躍すると、20代でも1年で数千万円〜数億円を稼げます。

しかし同時に、結果がでなければ解雇される厳しい世界です。

上記のような企業も、結果を出せる人は厚遇する一方、コスパが悪いと判断した社員はリストラの対象とするでしょう。

厳しいように聞こえますが、資本主義の世界で生きている以上、これは当たり前のことです。

努力して結果を出してる人と、怠けて何も結果を出していない人が同じ給料だったらやる気など出ませんね。

プロ経営者として知られる元カルビー会長の松本晃氏も、社員を公正に評価する基準は結果(数字)だと言い切ります。

(出所 Nikkei Style)

成果主義がスタンダードになっていくほど、会社員でも稼げる人とそうでない人の二極化が進むことになります。

明日は我が身、稼げるうちに稼ぐ

「でも、うちの会社は儲かってるから何も変わらないと思う」

果たしてそうでしょうか。

黒字企業でもぶら下がり社員を抱えている余裕はなくなっています。

大正製薬やエーザイは黒字でもリストラに踏み切っているのです。

(出所 exciteニュース)

優良企業でも先行きはどうなるかわからないので先手を打つ。

だぶついている中堅ベテランをカットすることで、そのポジションは若手に巡ってきます。

さらに、人手不足も若い世代にとっては追い風です。

<規模別人手不足割合>

企業規模人手不足割合   
大企業60.0%
中小企業47.9%
小規模企業42.9%

(参考 帝国データバンク)

実力のある若手の需要は高く、多くの企業が欲しがっています。

現在、リストラされてる中高年社員を将来の自分に置き換えれば、あと何年稼げるかがわかるはずです。

稼げるうちに稼いでしまわないと、その後のチャンスは巡ってこないかもしれません。

まとめ

「トヨタ社長の終身雇用終了発言」

「40代からリストラ開始」

「政府による副業解禁司令」

「老後資金の問題」

これらには共通している背景があります。

会社員の稼げる期間が短くなっていることです。

会社員の年収は40代でピークアウトすることが当たり前になろうとしています。

社会に出てから20年。

この間にどれだけ稼げるかが人生の自由度を決めてしまうかもしれません。

経済的な安定を得るには労働所得に頼るばかりではなく、投資など資産収入を得ることも大切です。

しかし、労働で稼げない場合、投資に回せるお金はわずかになるか、または全く回せなくなってしまいます。

一方で、人手不足という追い風が吹き、企業は若い人材をなんとか手に入れようと必死です。

能力やスキルがある若い世代は、前の世代だったらあり得ない額の収入を得ることも可能になりつつあります。

このチャンスを活かして、より多くの収入を得れば、その後の人生はずっと楽になるはずです。

僕は40代のリストラ世代なので、出しゃばらずに影ながら応援しています。

20代の生き方で人生は9割決まる!(金川顕教著)

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